奨学金の返済がきつくて退職できない時どうする?

奨学金の返済がきつくて退職できない時どうする?

今の時代、奨学金を借りて大学や専門学校に進学する人間は大勢います。

卒業後に返済が始まるのですが、それが大きな負担となります。いい会社に就職することができ、安定して働いているのであればそれほど問題にはなりません。

しかし、ブラック企業や自分に合わない職に就いてしまった場合、これが問題になってきます。我慢して働いている内はなんとか返済できるのですが、精神的肉体的に限界になり、退職したいと思っても返済がきつく中々踏み切れないという事態になってしまいます。

もう限界で今すぐ辞めたいけど、退職したら返済できなくなる…」と悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回は、奨学金の返済がきつくて退職できない時どうしたらいいのかについて解説していきます。


奨学金返済がきつくて退職できない時の対処法

「我慢の限界で辞めたいけど辞められない」「辛いけど返済の為に頑張って続けなきゃ…」こう考えてしまうと思いますが、結論から言うと何とでもなります。

退職したとしても、余程方法を間違えない限り滞納する状況になることはありませんので安心してください。

ここでは具体的な対処法を解説します。


返還期限猶予手続きをする

多くの方は「日本学生支援機構」の奨学金を借りていると思います。

この奨学金であれば、一時的に返済を止める事ができます。条件は様々ですが、基本的に会社を退職すると猶予条件をクリアできるので問題ありません。この制度を利用すると最大で合計10年(120ヶ月)もの間、返済を止める事ができます。

また、利息付の奨学金を借りている場合でも猶予期間中は利息が増えることはないので安心して利用できます。

ただし、この手続きをする上で必要な書類が多く、また承認されるまで数ヶ月かかるケースもあるので早めに準備する必要があります。(承認されるまでは返済が止まりません)


一度実家に帰る

一人暮らしをしている場合、退職して一度実家に帰ることも検討しましょう。

実家であれば生活費を大幅に抑えることができます。そうなれば正社員ではなくアルバイトで働いたとしても、返済に困ることは無いでしょう。

どうしても今の仕事が辛いのであれば、無理に続けずに少しの間実家を頼るのは恥ずかしいことではありません。

関連記事:会社を退職して実家に帰るメリットとデメリット

在職中に転職先を見つける

これは簡単ではありませんが、在職中に転職先を見つけておくのが一番無難です。うまくいけば今の環境から逃れることができ、奨学金に関しても問題なく返済し続けることができます。

その際、何を言われても有給をしっかり取ることが大切です。会社から文句を言われるかもしれませんが、有給は労働者の権利です。堂々と取得し転職活動を行ないましょう。


生活費を抑える

今、生活費が月々どれくらいかかっているのか把握し、無駄な出費を減らす努力も大切です。それで最低限、奨学金の返済も含めいくらあれば生活できるのか計算して見ましょう。

余程贅沢な暮らしをしていなければ、アルバイトでも生活できることに気がつきます。「今の会社を辞めたら生活できない」というのは意外とただの思い込みです。

生活水準は落ちてしまいますが、無駄な出費を減らすことでアルバイトでも奨学金を返済しながら暮らすことは十分に可能です。

最後に

今回は奨学金の返済がきつくて退職できない時、どうしたらいいかについて解説しました。

「辞めたら滞納するしかない・生活できない」というのは間違いであり、実は色々な方法があります。期限はありますが返済を待ってくれる制度もありますし、実家に帰ったり生活費を抑えて暮らすこともいいでしょう。

大切なのは、「事前にしっかり調べ、準備しておく」ことです。余程変な選択肢を取らない限り、退職したからと言って返済に困るような事態にはなりません。