「お前の代わりはいくらでもいる」はパワハラ!この言葉を使う上司は管理職失格
「お前の代わりはいくらでもいる」といった言葉を使って部下を叱る上司が世の中には存在します。
部下を奮起させるためにあえてこんな事を言っていたり、ただ単に罵倒するために言っていたりなど、上司によってその意図は異なります。
ただ、どんな意図があるにせよ、部下に対してこのような暴言を吐くのはパワハラですし、そんな事をする上司は管理職として失格です。
今回は、「お前の代わりはいくらでもいる」と部下に言うのはパワハラであり、この言葉を使う上司が管理職失格である理由について解説します。
「お前の代わりはいくらでもいる」と言う上司が管理職失格である理由
部下に対して「お前の代わりはいくらでもいるんだ!」などといった叱り方をする上司は管理職としてNGであり、はっきり言ってやばい存在です。
理由としては「明確なパワハラである」「指導や教育として不適切」などが挙げられます。
ここでは、その理由を具体的に解説します。
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明確なパワハラである
部下に対して「お前の代わりはいくらでもいる」と罵倒するのは明確なパワハラです。
上司にどんな意図があるにせよ、そんな事を言われた部下は精神的に大きなダメージを負いますし、それが原因で退職してしまうことも考えられます。
一昔前のパワハラが黙認されていた時代なら「お前の代わりはいくらでもいる」などと言っても許されたかもしれませんが、今はそんな時代ではありません。
コンプライアンスに厳しい今の時代に、そのようなパワハラを堂々とする上司はまともではないと言えます。
人手不足の時代であることを理解していない
そもそも、「お前の代わりはいくらでもいる」は間違った認識です。
今は人手不足の時代であり、人材の確保に多くの費用や労力がかかっています。
ですので、せっかく採用し育てた社員の代わりがいくらでもいるなんてことはあり得ません。
「お前の代わりはいくらでもいる」というセリフを使う人間は、今がどんな時代なのか理解していない人間です。
そんな上司は管理職としてふさわしい人間ではないと言えます。
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指導や教育として不適切
「お前の代わりはいくらでもいる」というセリフは、部下がミスをしたり、思ったような成果が出せない際に上司がイライラして使うことが多いです。
上司自身はそうやって部下を叱る事で指導や教育をした気になっているかもしれませんが、実際はただイライラをぶつけているに過ぎません。
そんな事を言われたからといって仕事ができるようになる訳ではないですし、むしろ委縮して余計にミスが増えるだけです。
「お前の代わりはいくらでもいる」などといった発言はただの罵倒であり、パワハラだと言えます。
関連記事:「なんで怒ってるかわかる?」と言う上司に要注意!指導ではなくパワハラだ
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最後に
今回は、「お前の代わりはいくらでもいる」という言葉はパワハラであり、この言葉を使う上司が管理職として失格であることについて解説しました。
そもそも、この言葉は単なる罵倒であり、部下に精神的な攻撃をしているだけです。
また、今の時代は人手不足の時代であり、せっかく採用した社員の代わりなんてそうそういません。
上司の「お前の代わりはいくらでもいる」はただのパワハラなので、もし言われても真に受ける必要は無いと言えます。
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社畜シンド
大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。-
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