部下の仕事量や内容を把握していない上司の下で働くのは最悪である理由

今、部下がどんな内容の仕事をどれくらい抱えているのか把握していないという上司は結構多く存在します。
部下の仕事の管理をするという、管理職としての仕事をこなす能力が低い人間が上司になるとそのような事が起こります。
そのような人間の下で働くと、仕事量が異常に偏ったり正当な評価をされなかったりと、良い事はなにもありませんしストレスが溜まる一方です。
今回は、部下の仕事量や内容を把握していない上司の下で働くのは最悪であり、早めに異動・転職を検討するべき理由を解説します。
部下の仕事量や内容を把握していない上司が最悪な理由

そもそも、部下がどんな仕事をどれくらい抱えているのか把握するのは上司として当然です。
むしろ、それを把握していないと管理職の仕事をまともにこなすことができないので、人の管理をする人間に要求される最低限のスキルです。
そのスキルが無い人間が上司になってしまうと、その下で働く部下にとって最悪だと言えます。
理由としては「仕事の割り振りがおかしくなる」「正当な評価を得られなくなる」などが挙げられます。
ここでは、その理由を具体的に解説します。
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仕事の割り振りがおかしくなる
部下一人一人の仕事量を把握していないと、仕事を適切に割り振ることが出来ません。
上司が仕事量を把握していないと、一見暇そうに見えても実は大量の仕事を抱えているという部下に対し、新たに負担の大きな業務を割り振ったり、逆に忙しそうにしているものの本当はろくに仕事を抱えていない人間を野放しにするなんて事が起こります。
一部の人間にだけ仕事が集中するので、その人間からすると正に最悪な上司に見える事でしょう。
正当な評価が得られない
上司が部下の仕事内容を正確に把握していないと、正当な評価を得られなくなるのもこのタイプの上司の下で働くのが最悪である理由の一つです。
難易度が高く、精神的肉体的な負担が大きな仕事を成功させたとしてもろくに評価されなかったり、逆に誰でも出来るような仕事をしているだけなのに、上司と仲が良いという理由で高く評価されるような同僚がいるなんて事態になりかねません。
そんな職場で働いてもモチベーションが下がり続けるだけです。
的外れな指示をされる
まともに仕事内容を把握していない上に、とにかく口を出したいという人間が上司になると本当に最悪です。
ろくに仕事内容を理解していないのに、指示だけは出したいという気持ちが強いため、全く的外れの滅茶苦茶な指示を出されることになります。
また、そのような人間は自尊心が強い場合が多く、反論しても無視されます。結果、的外れな指示による無駄なタスクが増えるだけで自分にとってマイナスにしかなりません。
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理不尽に怒られる
先にも書きましたが、部下の仕事量や内容を把握していない上司は、部下を正しく評価することが出来ません。
その為、本当は努力をして成果を出しているにもかかわらず、それを理解していない上司に理不尽に怒られるなんてことが起こります。
これは最早パワハラと言っていいでしょう。
最後に
今回は、部下の仕事量や内容を把握していない上司の下で働くのが最悪である理由を解説しました。
そのような上司の下で働くと、自分だけ大量の仕事を押し付けられたり、成果を出しているにも関わらず、正当な評価を得られないなんてことになりかねません。
肉体的・精神的な負担も大きいですし、まともに評価されないと昇給や賞与、昇格にも悪影響が出ます。
そのような上司からは出来るだけ早く離れるしかありません。
社内で異動出来ればそれがいいですが、無理そうであれば転職も視野に入れる事をお勧めします。
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