報連相をしにきた部下を理不尽に怒る上司は管理職失格だ

報連相をしにきた部下を理不尽に怒る上司が世の中には存在します。

怒るといっても、例えば、部下がミスをしてその報告をしに来た際に、「ミスをしたこと自体」を怒るなら普通の事です。

そうではなく、ミスによるものではないただの報告や連絡、相談に対し「いちいち報告するな」「俺に相談せず自分で何とかしろ」などと言って怒り出すような上司は普通ではありません。

そんな事をする上司は、ただ部下に難癖を付けて怒る事によってストレスを解消しているだけなので、そのような上司に怒られたとしても落ち込む必要はありません、上司の方がおかしいんです。

今回は、報連相をしに来た部下を理不尽に怒る上司は管理職として失格であることについて解説します。

1. 報連相をしにきた部下を怒る上司は管理職失格
2. 最後に

報連相をしにきた部下を怒る上司は管理職失格

先にも記載したように、ミスをした部下がそれに関する報連相をしに来た場合に、「ミスをしたこと自体」を叱るなら普通の事です。

そうではなく、例えば「いちいち報告するな」「そんな事自分で考えろ」といったように、「報連相自体」に難癖を付けて怒る上司はまともではありませんし、管理職として失格です。

理由としては「部下が報連相をしにくくなる」「本来の意味の「報連相」が出来ていない」などが挙げられます。

ここでは、その理由を具体的に解説します。

関連記事：「報連相ができなくて怒られる」→悪質な上司によるパワハラの可能性あり！

報連相をしにくくなる

まず、部下が報連相をしに来た際に、理不尽に叱りつけるようでは部下は報連相をしにくくなります。

特に悪い事をしたわけでもなく、ただ報連相をしただけで怒られるのであれば、上司に話しかけにくくなるのは当たり前です。

結果として、重要な報告や連絡、相談があっても中々上司に伝えることが出来ず、会社に損害が発生する可能性があります。

このように、理不尽に部下を怒る事で無駄に報連相の難易度を上げ、会社に悪影響をもたらすのが報連相をしに来た部下を怒る上司が管理職として失格である理由の一つです。

関連記事：報連相ができない原因は間違いなく上司にある理由

ただのパワハラである

結局のところ、部下の報連相に対して「そんな事いちいち報告するな！」「人に相談せず自分で考えたらどうだ？」などといって怒り出す上司は、部下に対して難癖を付けて理不尽に怒る事によってストレスを解消しているだけです。

自分のストレス解消の為に揚げ足取りをして部下を理不尽に怒るのはただのパワハラですし、そんなのはまともな上司のやる事ではありません。

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本来の意味の「報連相」が出来ていない

そもそも、「報連相」とは、「部下が報告や連絡、相談をしやすい環境を作り出す」という上司側の課題に関して使われる言葉です。

間違っても、部下を叱りつけたり責めたりする際に使う言葉ではありません。

ですので、報連相をしに来た部下を怒る事自体、本来の意味の「報連相」とは真逆の事をしていると言えます。

そんな事をする上司は管理職としてふさわしい人間ではありません。

関連記事：「報連相を徹底しろ！」と部下を叱る上司はそもそも本当の意味を履き違えている

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最後に

今回は、報連相をしにきた部下を怒る上司が管理職失格である理由について解説しました。

部下の報連相に難癖を付け、いちいち怒るようでは部下は報連相をしにくくなるのは当たり前です。

その結果、重要なことが周知されず会社に損害を与える可能性がある為、そんな事をする上司は管理職として失格だと言えます。

また、そんな上司に怒られたとしても気にする必要なんて全くありません、上司の方が間違っているんです。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。