試用期間を延長されたら要注意!やばいブラック企業の可能性がある理由
労働者を正式に採用する前に、1ヶ月~半年ほどの試用期間を設けている企業は多く存在します。
それだけなら普通の事ですし、とくにおかしい事ではありません。
ただ、その試用期間が終わる際に延長を言い渡された場合は話が変わってきます。
「勤務態度が悪すぎる、注意されても無視した」「何度も遅刻や欠勤をしてしまった」等、原因が明らかに自分自身にあるなら別ですが、そうではないのに一方的に延長された場合はその会社はブラック企業の可能性があります。
今回は、試用期間を延長されたら要注意、その会社はやばいブラック企業の可能性がある理由について解説します。
試用期間が延長されたらブラック企業の可能性がある理由
明らかに自分に非がある場合は別として、ただ一方的に企業側の都合で試用期間の延長を打診してきたのなら、その会社はやばいブラック企業の可能性があります。
理由としては「簡単に延長できるものではない」「そもそも最初から本採用する気が無いケースがある」などが挙げられます。
ここではその理由を具体的に解説します。
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簡単に延長できるものではない
まず、試用期間を延長するにしても、それは簡単にできることではありません。
「延長する可能性がある事を就業規則にはっきり明記してある」、「延長しなければならない合理的な理由がある」といったように、延長が認められるには様々な条件があります。
このように、試用期間の延長は簡単にできるものではありませんし、これらの条件をクリアせずただ一方的に「やっぱり延長する事にした」と気まぐれで延長しようとするようであれば、その会社はブラック企業だと言えます。
そもそも最初から本採用する気が無いケースがある
試用期間を延長してくる会社の中には、「最初から本採用する気が無い」という会社も存在します。
「試用期間中だから」という理由で給料を低く設定し、安くこき使おうなどといった悪質な事を考えている企業がそれに当たります。
そんな会社は「正社員として採用するリスクを負いたくない」、「給料を上げたくない」といった理由で延長するだけ延長して、最後は本採用せずに終わらせようという魂胆があったりします。
このように、そもそも最初から本採用する気が無いケースがあるのも、試用期間を延長されたら注意するべきであり、そんな会社はやばいブラック企業の可能性がある理由の一つです。
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社員のことを考えていない
試用期間中は給料が低く設定されていたり、不安定な雇用状態になっていたりと、労働者にとってはあまり良い期間とは言えません。
社員の事を考えているまともな会社であれば、余程の事が無い限り試用期間の延長はしません。
「極端に勤務態度や勤怠が悪かった」といったように、労働者本人に非があるなら延長されるのも仕方がありませんが、そうではないのに会社側の都合で延長をするなら、それは社員の事を考えているとは言えないでしょう。
これも、試用期間を延長されたら注意するべきであり、やばい会社の可能性がある理由の一つです。
最後に
今回は、自分に非がないのにもかかわらず、試用期間を延長されたらその会社はやばいブラック企業の可能性がある理由について解説しました。
いくら試用期間と言っても、会社側の都合で好き勝手に延長できるものではありません。
また、もともと本採用する気なんてさらさらなく、ただ安い給料でこき使った挙句、使い捨てにする前提で考えている悪質な会社も存在します。
もし、試用期間の延長を打診され、更にはその会社を信用できないのであれば、その時点で転職活動を始める事をお勧めします。