社宅や社員寮に住むことに潜む意外なデメリット

社宅や社員寮に住むことに潜む意外なデメリット

公開日 2022年2月9日 最終更新日 2022年8月27日

会社の福利厚生で、社宅制度を設けている企業は多く存在します。

普通に自分でアパートやマンションを借りて住むよりも安く済むため、貯金しやすいという大きなメリットが存在しますが、逆に社宅ならではのデメリットもあります。

それに関して、実際に住んでから気が付いても遅いため、事前にしっかりと把握しておくことが重要です。

今回は、社宅や社員寮に住むことに関する意外なデメリットについて解説します。





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社宅・社員寮とは?

社宅、社員寮とは、会社が設ける福利厚生の一つであり、比較的安い家賃で住宅を提供する制度です。

家族で住めるような広いマンションや、一人暮らし用のマンション等様々なものがあります。

企業によって社宅に住むための条件は異なります。

入社後5年までといったケースや、会社命令の転勤をした人間だけなんてケースもあります。

また、企業が建物を所有しており、入居者のほとんどが自社の社員といったタイプと、普通の賃貸マンションの一室を不動産会社経由で会社が賃貸契約を結ぶ「借り上げ社宅」といったタイプに分かれます。


関連記事:福利厚生とは何か?どんな種類があるの?

社宅に住むデメリット

社宅に住むと家賃を抑えることができるという大きなメリットがありますが、それに釣られて安易に入居するのは危険です。

普通にマンションを自分で購入したり賃貸契約するのとは違う社宅ならではの意外なデメリットも存在します。

ここではそれを具体的に解説します。


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退職したら引っ越さなければいけない

会社を退職する場合、社宅から引っ越さなければいけなくなるのが大きなデメリットです。

引っ越すためには新たに住む場所を探し、自分で契約する必要があります。

賃貸の初期費用や引越し業者への支払い等、場合によっては数十万円にも上る費用を支払わなければなりません。

その為、退職する際にかなり大きな金銭的な負担が発生します。

元々自分で部屋を借りていたのなら、退職しても引っ越す必要はありません。そこが社宅との大きな違いになります。


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無理難題を押し付けられやすい

社宅に住むと、上記の理由により仮に会社を辞めたくなっても簡単には辞めることが出来なくなります。

当然、企業側もそれは把握しています。

その為、無理難題を押し付けても簡単には辞められないと思われ、辛い仕事を押し付けられやすくなります。

また、社宅や社員寮は会社の近くにあるケースが多く、もしそうであれば深夜にも及ぶ残業や休日出勤を依頼されることが多くなるとも考えられます。

これも社宅に住むことに潜むデメリットの一つです。


プライベートが無くなる

普通のマンションの一室を借りる借り上げ社宅であれば問題はありませんが、企業が所有する建物に住む場合、プライベートが無くなってしまうことがあります。

住民全員が同僚であれば、私生活に干渉されたり色々気を使うことになります。

また、場合によっては相部屋なんてケースもあり、そうなると人によってはかなり辛い思いをすることになります。

その上、門限を設けている可能性もあり、生活の自由度も一気に下がります。

この様に、私生活・プライベートが無くなったり干渉されることも大きなデメリットだと言えます。


最後に

今回は、社宅や社員寮に住むことに潜んでいる意外なデメリットを3つ解説しました。

住んでいる間は金銭的に得をしますが、逆に退去するときに多額の費用が発生します。

また、それが理由で簡単には辞められないだろうと辛い仕事を押し付けられやすくなったり、場合によっては私生活に干渉されるなんてことも十分にあり得ます。

目先のメリットだけでなく、デメリットに関しても十分に把握した上で、住むかどうか検討する事をお勧めします。


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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。


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