昼休憩中にゲームや昼寝を合理的な理由が無く禁止するのはブラック企業だ

昼休憩中にゲームや昼寝を合理的な理由が無く禁止するのはブラック企業だ

休憩時間は労働者にとってとても大切な時間です。

ゆっくり過ごして疲れを癒したり、気分転換をしたりすることで午後からの仕事に良い影響をもたらします。

また、中には昼寝をしたりゲームをして過ごす人もいるでしょう。

しかし、「いくら休憩中だからって昼寝をするのはおかしい」「会社でゲームをするのはあり得ない」とこれらの行為を禁止する会社や上司が存在します。

「昼寝をしている姿が顧客から丸見えだから」「ゲーム機器を持ち込むのはセキュリティ上問題があるから」といったように、合理的な理由があってそれらの行為を禁止するならまだ分かります。

逆に、まっとうな理由もなくただ「昼寝、ゲームをするな!」と禁止するのはNGであり、そんなことをする会社はブラック企業です。

今回はその理由について解説します。


合理的な理由もなく「ゲーム、昼寝をするな」と禁止するのはブラック企業

先にも書きましたが、「昼休憩中にゲームや昼寝をすると顧客からの印象が悪くなったり、セキュリティ上の問題が発生するから禁止する」といったように、合理的な理由があって禁止するならそれは仕方のないことです。

そうではなく、特に理由もなく休憩中の行動を制限するような会社はブラック企業ですし、上司の独断で禁止するならその上司はパワハラ人間です。

ここではその理由を詳しく解説します。


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「気に入らないから」という理由で禁止しているケースが多い

まず、誰もが納得を出来るような理由もなく、ただ「昼休憩中にゲームをするな」「職場で昼寝をするなんて非常識だ」などと言ってこれらの行為を禁止する人間は、「会社で昼寝やゲームをするのはおかしい」という本人の思い込みや主観によってそんな事をしている場合が多いです。

要は、「自分が気に入らないから止めろ!」と言っているだけだと言えます。

そんな自分勝手で下らない理由で休憩中の過ごし方を制限するのはパワハラですし、そんな決まりを作るような会社はブラック企業です。


「していい行為とダメな行為」の基準やルールがガバガバな事が多い

「会社でゲームをするのはおかしい」「昼休憩中に昼寝をするのはありえない」などと言ってこれらの行為を禁止する会社は、その辺りのルールがガバガバである事が多いです。

そのような会社は「ゲームはダメなのに読書はOK」「昼寝はダメだけど散歩は良い」といったように、禁止する行為とOKな行為が暗黙の了解で決められています。

また、「なぜこれはよくてこれはダメなのか」という合理的な理由もなく、それらの線引きや基準が曖昧だったりします。

結局のところ、そのルールを作った人間の主観で「良い悪い」を決めているだけなので、そんな適当に労働者の休憩中の行動に制限を加える会社はブラック企業だと言えます。


関連記事:暗黙のルールだらけの職場は働きにくい上に成果の出ないダメな環境

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「休憩中に仕事をさせたい」という魂胆がある

「昼休憩中にゲームや昼寝をするな!」といって様々な行為を禁止する会社の中には、「休憩を早めに切り上げさせて自主的に働かせたい」という魂胆がある会社も存在します。

「あれもダメ、これもダメ」と休憩中の過ごし方に多くの制限をかけられると、何もすることがなく暇になってしまいます。

そうなると、暇を持て余してまだ休憩時間なのに仕事をし始める人間が出てきます。

このように、自主的に休憩を切り上げて仕事をさせる為に「昼寝やゲームをするな」と禁止しているなら、その会社はブラック企業だと言えます。


関連記事:休憩時間に仕事の話をしてくる人間は非常に迷惑、自己中心的な人間だ

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最後に

今回は、仕事の昼休憩中にゲームや昼寝を合理的な理由が無く禁止する会社がブラック企業であることについて解説しました。

「顧客からの印象が悪くなるから」「セキュリティ上の問題が発生するから」といったように、禁止する上で明確で納得のできる理由があるなら別ですが、「自分が気に入らないから」といった理由でそれらの行為を禁止するのはパワハラですし、会社としてそのようなルールを作るのはブラック企業です。

そんな会社に勤めていても理不尽に行動を制限され続けるだけなので、早めに脱出することをお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。