言い出しっぺの法則を仕事に持ち出す会社は早めに辞めるべき

「言い出しっぺの法則」という言葉をご存知でしょうか?
これは、物事において最初に提案した人間が自分でそれを実行しろという考え方や暗黙の了解の事を言います。
この法則を仕事に持ち出すような会社が結構あります。
会議で仕事の効率化や改善案のアイデアを出すと、その発言をした人間がそれを実施する羽目になるだけでなく、責任まで押し付けられる風習は誰の為にもなりません。
そのような事がまかり通っている会社は早めに辞めるべきです。
今回は、言い出しっぺの法則を仕事に持ち出す会社は早めに辞めるべきである理由について解説します。
言い出しっぺの法則がある会社は早めに辞めるべき理由

仕事に対して何かアイデアを出したり意見を言う人間に対し「じゃあお前がやれ」「そう思うならお前が責任もって実行しろ」などというように、言い出しっぺの法則を仕事に持ち出すような会社はろくな会社ではありませんし、出来るだけ早めに辞めるべきです。
理由としては「会社が全く成長しない事」や「責任逃れが蔓延している会社である事」などが挙げられます。
それでは詳しく解説します。
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会社が全く成長しない
言い出しっぺの法則を仕事に持ち出してしまうと、誰も意見を言わなくなります。
何か意見を言うと「じゃあお前がやれ」と仕事を押し付けられ、責任まで増やされるのでそれは当たり前です。
そんな状況では、もっと仕事を効率よくこなせる方法や売り上げを増やす施策があったとしても、誰もそれを発言しなくなります。
結果として会社は全く成長しませんしそれどころか同業他社についていけず衰退することに繋がります。
つまり、言い出しっぺの法則が当然のように適用される職場は、徐々に沈んでいく泥舟のようなものです。
これが、そんな会社は早めに辞めるべきである理由の一つです。
非効率で無駄な事を延々と続ける羽目になる
言い出しっぺの法則を仕事に持ち出すような会社では、非効率で無駄な事を延々と続ける羽目になります。
もっといい方法があったとしても、余計な事を言うと仕事と責任を増やされるだけなので、誰もそれを指摘できません。
そうなると、今やっていることが無駄で非効率だと分かっていても、それを続けざるを得なくなります。
効率よく進めれば定時で帰ることができたのに残業をすることになったり、時には休日出勤まで発生するかもしれません。
そんな会社で働き続けても、無駄にプライベートの時間を減らされるだけになってしまいます。
責任逃れが蔓延している会社である
「そう言うならお前がやれ」と、発言者にすべての責任と仕事を押し付けるような会社は、責任逃れが蔓延している会社だと言えます。
部下が新しいアイデアや意見を出した際、管理職の人間がそれを承認してしまうと、うまくいかなかった場合に少なからず自分の責任になってしまいます。
それを避ける為に「そう思うならお前がやれば?」「発言した人間が責任を持って実行するべき」などと言って、発言者にすべての責任を持たせようとします。
はっきり言いますが、それは管理職の人間が本来持つべき責任を部下に押し付けているだけの責任逃れです。
そんな会社に長くていても、どんどん責任が増えていくだけです。早めに辞める事をお勧めします。
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最後に
今回は、言い出しっぺの法則を仕事に持ち出すような会社は早めに辞めるべきであることについて解説しました。
そんな事をする会社は、効率化や売上アップに繋がる良いアイデアがあっても誰もそれを発言しない為、いつまで経っても成長しませんし、逆に衰退していきます。
また、責任逃れが蔓延している会社なので、下の立場の人間ほど損をする仕組みになっています。
そんな会社で働き続けても良い事はありません。早めに抜け出す準備をしましょう。
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