キャパオーバーになるほど仕事を振られる会社は辞めてもいい理由

キャパオーバーになるほど仕事を振られる会社は辞めてもいい理由

あまりにも仕事が多過ぎて残業や休日出勤を頻繁にする羽目になったり、キャパオーバーに陥りどうにもならなくなるのはとても辛いものです。

そんな状態になると、「仕事ができない自分が悪いんだ…」と自分を責めたり落ち込んだりする人が多いですが、その必要はありません。

キャパオーバーになるほど仕事を押し付ける上司や、それが当たり前になっている会社の方がおかしいんです。

はっきり言いますが、そんな会社には無理にしがみつかず、耐えられないなら辞めた方がいいです。

今回は、キャパオーバーになるほど仕事を大量に振られる会社は辞めてもいい理由について解説します。


キャパオーバーになる会社は辞めてもいい理由

膨大な量の仕事を振られたり、自分の能力を遥かに超えている難易度の高い仕事をさせられたりすると、いつかはキャパオーバーになり肉体的にも精神的にも辛くなっていきます。

そんな状態になると、「仕事を辞めたい」と思うものの、「こんな事で辞めるのは甘えなんじゃないか?」と不安になるかもしれません。

結論から言うと、キャパオーバーで辞めるのは甘えではありません。

ここでは、キャパオーバーになったら辞めてもいい理由を解説します。


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そもそも会社の方針が異常

仕事量が多過ぎてキャパオーバーになってしまう原因は、会社側にある可能性が高いです。

そのような会社は、「給料を払っている以上、限界まで仕事をさせなければ損だ」などと考えていることが多く、少しの余裕も与えず大量に仕事を押し付けます。

また、限界まで人件費をカットするために、常にギリギリの人数で無理矢理仕事を回している場合もあります。

確かに、社員に余裕を一切与えず仕事をさせれば会社は儲かるかもしれませんが、社員はロボットではありません。

この様に、会社側の考え方がおかしいことが原因でキャパオーバーになっているのであれば、そんな会社は辞めてしまってもいいと言えます。


遅かれ早かれ必ず限界が来る

繁忙期など一時的に仕事が増えている場合は別ですが、慢性的にキャパオーバーになっておりそれが改善される見込みが無いなら、いつかは必ず潰れてしまいます。

終わりが見えない中で大量の仕事を延々とこなし続けるのは、精神的にものすごく辛いものです。

辛い状況がいつまで経っても改善される見込みがないのであれば、肉体的にも精神的にも限界が来るのは当然です。

そうなるよりは、まだ元気なうちに辞めてまともな会社に転職した方が将来的にプラスになるでしょう。


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キャパオーバーになるのは能力不足や甘えではない

「キャパオーバーになるのは能力不足が原因」だと考え自分を責めてしまう人もいますが、それは間違いです。

先にも書いたように、キャパオーバーになるのは「限界まで働かせないと勿体ない」と会社が考えていることが原因なことが多いです。

また、そうでなくても、「部下の能力を考慮して適切な量の仕事を割り振る」のが上司の役割です。

キャパオーバーになるほど大量に仕事を押し付けているのであれば、それは上司の調整力不足であって本人のせいではありません。

一度上司と話し合ってみて、それでも仕事量を調整してくれないのであれば、そんな職場はさっさと辞めるべきです。


関連記事:部下の仕事量や内容を把握していない上司の下で働くのは最悪である理由

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最後に

今回は、キャパオーバーになるほど仕事を振られる会社は辞めてもいい理由を解説しました。

繁忙期で一時的に忙しい場合ならまだしも、慢性的に限界まで仕事を振られるのであれば、その会社や上司はまともではありません。

また、その状況を永遠に耐え続けるのは不可能であり、いつかは必ず限界が来てしまいます。

そうなるよりは、まだ精神的・肉体的に元気なうちに転職活動を始めて、まともな会社に転職した方が将来的にプラスになります。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。