仕事で聞かないと言わない上司は迷惑、管理職としてNGな理由

仕事で聞かないと言わない上司は迷惑、管理職としてNGな理由

部下に対し、仕事をする上で重要な決定事項や変更事項などを自分から伝えない上司が世の中には存在します。

この手の「聞かないと言わない上司」は部下からすると非常に厄介な存在です。

上司が情報を部下全員にメールなどを使い周知すればいいだけなのにそれをしない為、部下それぞれがわざわざ聞きに行く羽目になります。

また、決定事項や変更事項があること自体を知らない場合、そもそも「聞きに行く事」ができないため、余計なミスをしたり手戻りが発生する原因になります。

今回は、仕事で「聞かないと言わない上司」は迷惑であり、管理職としてNGである理由について解説します。


聞かないと言わない上司が管理職としてNGな理由

仕事をする上で決定事項や変更事項など、上司しか知らない情報を部下や同僚などの関係者に周知するのは管理職として当然です。

にもかかわらず、自分から情報を伝える事をせず、聞かれないと何も言わない上司は管理職にふさわしくありません。

理由としては「情報伝達は上司の重要な仕事」「指示待ち人間と同じ」などが挙げられます。

ここでは、その理由を詳しく解説します。


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情報伝達は上司の重要な仕事

まず、決定事項や変更事項などの情報を部下を含めた関係者にしっかり周知するのは上司として重要な仕事です。

大切な情報を周知されていないのであれば、部下や同僚は仕事をうまく進める事ができなくなりますし、余計な手戻りが発生して無駄な残業が増える原因になります。

自分から情報を伝える事をせず、「聞かれないと言わない」といったスタンスで仕事をする上司は、大勢の人間に迷惑をかけていると言えます。


関連記事:情報共有をしない上司にはどんな意図がある?大体はパワハラ目的!

指示待ち人間と同じ

「部下が聞かないと何も言わない」「部下に聞かれなかったから伝えなかった」といったスタンスで仕事をする上司は、「指示待ち人間」と同じです。

新たに決定した事や変更したことがあれば、相手から聞かれなくても周知するのは上司として当然です。

そもそも、部下は決定事項や変更事項があること自体を知らない場合もある為、聞きたくても聞けない可能性だってあります。

「上司」という立場にありながら、「聞かれないと言わない」という受け身の姿勢で仕事をするのは間違っていますし、管理職としてNGだと言えます。


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変な仕事観を持っていることが多い

仕事で聞かないと言わない上司は、ただ面倒でそんな態度を取っている場合もありますが、中には「変な仕事観」を持っていることが原因で、わざと部下に情報共有をしていない上司もいます。

そのような上司は、「聞きに来るのは部下の役割だ」「報連相は部下がするもの」といったように、面倒事は全て部下がやるべきと考えていることが多いです。

そんな価値観で仕事をする人間は、自分の役割や自分が負担するべき労力を部下に押し付け疲弊させるため、管理職としてNGだと言えます。


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最後に

今回は、仕事で聞かないと言わない上司は迷惑であり、管理職としてNGな理由を解説しました。

周囲の人間に伝えなければならない情報があるのに自分から周知せず、聞かれないと言わないというスタンスで仕事をする人間が上司だと、ミスや手戻りが多く発生し、それが重大な損失に繋がる事もあります。

また、「部下から聞かれないと答えない」という姿勢は「指示待ち人間」そのものですし、そんな受け身の姿勢で仕事をする人間は管理職にふさわしくありません。

もし、自分の上司がその手の人間なのであれば、早めに会社に相談するか、異動や転職で離れる事をお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。