一人暮らしが退職後に転職活動をする場合どのくらい貯金が必要なのか?

一人暮らしが退職後に転職活動をする場合どのくらい貯金が必要なのか?

公開日 2021年2月24日 最終更新日 2021年8月7日

給料が安い、残業が多い、仕事内容が辛い等様々な理由で転職を考えている方は大勢います。在職中に転職先を見つけるのが一番ですが、そううまくいかないケースもあります。

面接を受けるにも平日の日中に休みが取れなかったり、希望する会社からの内定がもらえなかったり在職中の転職活動はかなりハードルが高いです。

気長に次の会社を探せばいいやと考えられるのならいいのですが、そうではない方は多いのではないでしょうか。残業まみれで体力的にもう無理…上司のパワハラにもう耐えられないといった場合、悠長に仕事をしながら転職活動を続けるのは難しいです。

退職してから転職活動をする場合、一番心配なのはやはりお金です。特に一人暮らしをしている場合、家賃や光熱費等様々な出費があり尚更貯金が必要になります。

今回は、一人暮らしの場合どのくらい貯金があったら転職先が決まっていない状態で退職しても大丈夫なのかお話します。

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転職活動にかかる費用

まず、転職活動をするにもお金がかかります。スーツや鞄、靴、など持っていない場合は買う必要があります。それ以外にも履歴書や職務経歴書等の消耗品代や面接に向かう際に発生する交通費も馬鹿になりません。

特に地方にお住まいで首都圏の会社に転職希望又はその逆の場合は面接を受けに行くだけで数万円かかるでしょう。
転職活動にかかる費用は大体10万円ほどだと思っておきましょう。


生活費や各種支払い

退職後も当然生活費はかかります。家賃、光熱費、食費、通信費、交際費、奨学金の支払い等毎月の支払いの他に、注意しなければいけないのは住民税と国民年金、健康保険料です。

住民税は前年度の収入をベースに支払額が計算されます。会社を辞め、収入が無くなったからといって支払いが無くなる訳ではありません。

また、健康保険料と年金に関してですが、在職中は会社と折半していたものを全額自分で支払う必要があります。ですので在職中に給料から天引きされていた額より多く請求されるケースもあります。

ただし、住民税や健康保険、国民年金は場合によっては支払い免除や減額される場合もありますのでお住まいの地域の市役所や区役所の窓口で相談してみることをおすすめします。

生活費と上記各種支払いで月にいくらかかるか計算してみましょう。


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どのくらい貯金が必要か

一人暮らしの場合、大体4ヶ月分の生活費、各種支払い+転職活動費10万円は貯金が必要だと考えてください。大体転職先が決まるのに3ヶ月~半年かかるケースが多いです。

失業保険の受給手続きをしてから実際に振り込まれるまで大体4ヶ月かかるものとすると最低でもそれまで暮らせるだけの貯金があればなんとかなるでしょう。

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月の生活費が20万円だと仮定すると 20万×4ヶ月+10万=90万円 になります。

ただし、社宅や寮に入っていた場合は退職すると出て行くことになりますので、別途引越し代も必要になってきます。


最後に

退職後に転職活動をすると思っていたよりお金がかかります。なるべく在職中に次の会社を決めるのがベストですが、難しい場合は上記の金額を目安に貯金をしておきましょう。

また、一旦実家に帰るのも一つの手です。引越し費用はかかりますが、一人暮らしを続けるよりは格段に出費を抑えることができます。その他にも食費を抑えたり通信費の見直し等で出費をできるだけ減らすことも重要になってきます。

生活水準を落とすことは中々大変ですが、生活できなくなってしまう危険を考えると頑張ってみる価値はあるでしょう。

在職中から徐々に落としていくことをお勧めします。


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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。


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