基本給が低く手当が多い会社はデメリットだらけ、入るべきじゃない理由

基本給が異常に低く設定されており、各種手当で月給が水増しされているなんて会社は結構あります。
総額だけで見ると、そこまで低くなる訳ではないのでまぁ良いかと思いがちですが、それで納得してはいけません。
月給が同じだったとしても、基本給=月給の会社と、基本給+各種手当=月給の会社では色々な部分で大きな違いが出てきますし、後者はデメリットやリスクが多数存在します。
今回は、基本給が低く手当が多い会社はデメリットだらけであり、そんな会社に入社するべきではない理由を解説します。
基本給が低く手当が多い会社のデメリット

基本給が低い会社には多くのデメリットが存在します。
まず、基本給をベースに計算する賞与や残業代、退職金などが少なくなってしまいます。
また、基本給に比べると手当は減額や廃止をしやすいため、給料が下げられる可能性がある事なども大きなデメリットです。
それでは具体的に見ていきましょう。
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賞与や残業代、退職金が少なくなる
賞与の金額は基本給をベースに算出する会社が多いです。
あくまで基本給をベースにするため、各種手当の金額は含まれません。
その為、月給が同じだったとしても手当で水増しされている場合、賞与の金額が少なくなってしまいます。
仮に月給20万円でそれが全て基本給の場合、賞与が3か月分支給されるとしたら支給金額は60万円になります。
逆に同じ月給20万円でも基本給が10万円の場合、10万円×3か月分で30万円支給されることになります。
また、これは賞与の計算にだけ起こる事ではありません。
残業代や退職金など基本給をベースに計算するもの全てに起こるため、その影響はかなり大きいです。
この様に、基本給が低い場合は賞与の金額も低くなるのがデメリットの一つです。
手取りが減る可能性がある
手当を多くして月給を水増ししている会社の場合、ある日突然手取り金額が減ってしまう可能性があります。
基本給は法律によって強く守られているため、簡単に減額することは出来ません。
それに対し、手当の場合は比較的簡単に減らすことが出来ます。
完全に廃止されることはないにしても、金額が減ってしまうことは十分にあり得ます。
このように、基本給が少なく手当が多いと、手取りが急に減ってしまう可能性があるのもデメリットの一つであり、そういった会社に入るべきではない理由でもあります。
他の面でもブラックの可能性がある
基本給を低く設定する会社は、先にも記載したように賞与や退職金などの支給金額を減らしたり、会社の事情で比較的簡単に月給を減らせるようにしたいという意図があります。
これは、ルールの抜け道を使ったズルいやり方であると言えます。
そんな事をする会社です、他の面でも抜け道を使って従業員が不利になることをしていることが考えられます。
要は、信用できない会社だということです。はっきり言ってそんな会社に入るべきではありません。
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最後に
今回は、基本給が低く手当が多い会社はデメリットだらけであり、入るべきではない理由を解説しました。
基本給の割合が高い会社と比べると、賞与や残業代、昇給、退職金など基本給をベースにして計算するもの全ての金額が低くなります。
それだけでも非常に大きなデメリットです。
その上、手当の廃止、減額などで手取りが更に少なくなることも考えられますし、他にも従業員が不利になることをしている可能性もあります。
はっきり言って全く信用のできない会社です。
そんな会社に入ってもろくなことはありませんし、早期退職にも繋がります。
基本給の金額や割合が高いまともな会社を探すことをお勧めします。
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