サザエさん症候群という辛い症状の原因と対策

公開日 2021年3月6日 最終更新日 2021年12月30日
「サザエさん症候群」と言う言葉を皆さんはご存知でしょうか。土日休みの場合、日曜の夕方から夜にかけて鬱になるあの辛い現象です。
この症状に悩まされている方は多いのではないでしょうか。筆者も長年悩まされてきました。今回はこの「サザエさん症候群」の原因と対策方法について解説していきます。
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サザエさん症候群とは?
そもそもサザエさん症候群とは具体的にどんなものを指すのでしょうか。土日休みの場合、連休最終日である日曜の夕方頃、つまりサザエさんの放送が終わるくらいのタイミングで憂鬱な気分になる症状です。
楽しかった休日が終わり、翌日からまた学校や会社に5日間もいかなきゃいけないというとても憂鬱な気分になります。また、場合によっては気分の落ち込みだけでなく体調不良を引き起こすこともあります。
別名、「月曜病」「ブルーマンデー症候群」。
サザエさん症候群の原因
この症状の原因は仕事や学業にストレスを感じていることだと考えられます。
会社員の場合、職場の人間関係や責任の大きい業務や厳しい納期等のプレッシャーにストレスを感じ、会社に行くのが嫌になってしまっているのが一番の原因だと考えられます。
筆者も業務内容が厳しい時期はサザエさん症候群を発症していましたが、そうでもない時期は特に日曜の夕方に憂鬱になることはありませんでした。
また、体内リズムも乱れが原因だとする説もあります。
平日に比べ休日だとついつい睡眠時間が長くなりがちです。
それが原因で体内リズムが崩れ、月曜が近づくにつれ憂鬱になると考えられています。
関連記事:長期休暇後仕事に行きたくない時の対処法
サザエさん症候群の対策

月曜日は楽な業務だけをこなす
月曜日に大変な業務、例えば重要な会議や膨大な作業量を要する案件を入れないようにすることで日曜日に起こる憂鬱感を緩和させるという対策法です。
重い仕事が月曜からあると思うとその分憂鬱になりますが、逆に楽な業務だけをこなす日にしておけば憂鬱感は緩和されます。
その為に日々のスケジュールを調整し、できるだけ辛い業務は木曜や金曜に終わらせるようにしましょう。
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ストレスの原因を解消する
ストレスの原因、例えば職場の人間関係だったり業務量や業務内容等を変えることでストレスなく過ごせるようにするという対策。
ストレスの原因さえなければサザエさん症候群になる可能性も減るでしょう。
ただし、この対策はかなり大変です。職場の人間関係や業務内容は簡単に変えることはできませんし、場合によっては転職するしか方法は無いかもしれません。
休日の過ごし方を変える
休日の過ごし方を変えてみるというのも対策の一つになります。
例えば、日曜の朝は平日と同じ時間に起きるようにして体内リズムを調整してみたり、自宅でごろごろせず外出する予定を多く入れてみましょう。
スポーツやカラオケ、買い物等でストレスを発散させることで夕方の憂鬱感を緩和させることができます。
ただし、羽目を外し過ぎると翌日の仕事に影響がでますのでそこは体力と相談して無理の無い範囲でストレスを発散させることが重要です。
月曜に有給をとる
思い切って月曜日に有給を取るという対策です。
これは根本的な解決になりませんしただの先延ばしですが、少なくとも日曜の夕方に憂鬱になることはありません。
また、月曜を休みにすることで1週間の労働日数を1日減らすことができます。月曜の夜に憂鬱になったとしても「今週は4日だけ会社に行けば終わるから…」と考えると随分楽になるはずです。
ただし、有給日数の関係でこの対策は何度もできませんし、また月曜に休むのかと上司や同僚に思われてしまうのが欠点です。
最後に
以上、今回はサザエさん症候群の原因と対策方法をご紹介しました。
この辛い症状を何とか乗り切って快適な会社員ライフを送りましょう。
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