第二新卒者が転職サイトを使うメリット エージェントよりお勧めの理由

第二新卒者が転職サイトを使うメリット エージェントよりお勧めの理由

公開日 2021年4月30日 最終更新日 2021年9月11日

そろそろ入社して1ヶ月経過する新卒入社で、もう退職を考えている方は多いのではないでしょうか。

特に毎年ゴールデンウィーク明けは新卒者の退職ラッシュの時期です。

「思っていた仕事と違う」「社風が合わない」「人間関係が酷かった」「パワハラにあった」等理由は様々でしょうが、この時期に退職するのは勇気がいる決断です。

また、新卒とは違い、「第二新卒」という枠になるのですが、次の仕事を探す方法として「転職サイトを利用する」選択肢と「転職エージェントを利用する」選択肢があります。

筆者の経験から、「転職サイト」を利用する方法をお勧めします。





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転職サイトとエージェントの仕組みと違い

転職サイトは、求人を探している応募者は無料で利用できます。

逆に企業はサイト運営会社に掲載料を支払い、一定期間転職サイトに求人を掲載しています。企業側も無料で利用できるハローワークと違い、費用をかけている分、企業側も本気で人の採用を行っていると言えます。

また、エージェントに関してですが、転職サイトと同様に求職者は無料で利用できます。

企業側も求人を出すだけであれば無料ですが、実際に採用が決まった時に求職者へ支払う年収の30%前後をエージェントへ報酬として支払っています。

求人を出す企業目線でまとめると以下になります。

■転職サイト
・掲載料を支払えば期間中求人を掲載できる
・かかる費用は掲載料のみで何人採用してもそれ以上の費用は発生しない

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■エージェント
・求人を出すこと自体は無料、実際に採用する際に費用が発生する
・採用する人数が増えるとその分費用も増える



関連記事:転職エージェントを使って転職する際のメリットとデメリット解説

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転職サイトを使うメリット

求職者にとって転職サイトもエージェントも無料で使えるならなぜ転職サイトのほうがメリットがあるのでしょうか?

それは、転職サイトのほうが採用に繋がる可能性が高いからです。

理由としては「企業がターゲットにしている人材と人数が転職サイトとエージェントで違う」ことが挙げられます。

まず、先にも書きましたが企業がエージェントに支払う報酬は採用する人数によって変わってきます。

より大勢採用しようと考えている企業からすると、エージェントよりも転職サイトを利用した方が費用対効果が高いと言えます。

逆にエージェントを利用する企業は、転職サイトでは採用することが困難な「ハイレベルの人材」を一点狙いしているケースが多いです。

また、ハイレベルな経歴がある人材と違い、未経験者や第二新卒者は転職サイトに求人を出すことで多くの応募者を得ることができるので、2、3人採用しようと考えている企業からすると転職サイトのほうが安く済むんです。

そして、第二新卒者ということは前の会社を早期退職した方です。

人事担当者は、「採用してもまたすぐに辞めるんじゃないか」と考えてしまい、採用した時点で費用が発生するエージェントの場合は採用にかなり慎重になります。その点、求人を掲載した時点で既に費用が発生している転職サイトならその心配もありません。

採用するかギリギリのラインにいる場合、転職サイトの求人のほうが採用されるケースが多いです。

つまり、若手の方や第二新卒者が転職活動をする場合、転職サイトを利用した方が採用に繋がる可能性が高く、メリットがあると言えます。

そもそもエージェントにある求人は先にも書いたように即戦力の経験者向けのものが多く、応募できる求人が限られる上、訳アリ企業の場合が多く注意が必要です。

最後に

今回は第二新卒者が転職サイトを使うメリットをご紹介しました。

筆者も第二新卒で転職活動をしたことがありますが、エージェントを利用するより転職サイトのほうが感触が良く、実際に採用されたのも転職サイトでした。

個人的にも転職サイトをお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。