ブラック企業の求人にありがちなフレーズ解説

ブラック企業の求人にありがちなフレーズ解説

転職エージェントやハローワーク、求人サイトなどには非常に多くの求人が掲載されています。

その中にはまともな企業の求人も多いですが、少なからずブラック企業のものも含まれています。

わざわざブラック企業に入社したいという稀な方を除いて、ほとんどの方は避けたいと考えるでしょう。

ぱっと見ただけでは、それが普通の会社のものかどうか見分けるのは大変ですが、これが含まれていたら危険な会社の可能性があるというフレーズも存在します。

今回は、ブラック企業の求人にありがちなフレーズについて解説します。


ブラック企業の求人に使われるフレーズ

求人票の内容に使われていたらブラックの可能性があるフレーズは色々あります。

それらは多数存在しますが、ほとんどに共通するのは「普通に考えたらありえない」ことです。

ここで全てを網羅するのは不可能なので、代表的なものやありがちなものをいくつか解説します。


関連記事:新卒でブラック企業ではない普通の会社に入る為の企業選びポイント

未経験者歓迎

中途採用において、未経験者を積極的に採用しているのはブラックの可能性があります。

新卒ならまだしも、中途で求人を出しているのにわざわざ経験の無い人間を採用するのは、経験者を募集しても集まらないからという理由のケースがあります。

業界内で評判が悪く、経験のある人間から避けられていたり、そもそも離職者が多すぎてまともな経験者が存在していない仕事だということも考えられます。


20代の幹部が多数在籍

「若手社員が活躍している」「20代で管理職や幹部になれる」といったフレーズには要注意です。

普通の企業であれば、20代の社員はまだまだ若手であり、余程能力が高い人間でもなければ管理職や幹部になるのは非常に稀です。

にも関わらず若手の幹部が多数いるのは、勤続年数の長い中堅社員がほとんどいない、つまり長く続けられるような環境ではないと考えられます。


独立支援制度充実

独立支援制度が充実していたり、将来は社長になれるといったフレーズでアピールしている会社もブラック企業の可能性があります。

普通であれば、同業として独立されるとライバルが増えたり、顧客を奪われるリスクがあるためわざわざ自社の社員を独立させるようなことはしません。

それをあえて行うのは、社員を個人事業主にして形だけ独立させることによって社会保険料の負担を無くしたり、労働基準法の縛りから逃れようとしていると考えられます。

当然、名ばかりの社長や個人事業主になるだけで実際は普通の社員のように管理されるので、自分へのメリットは全くありません。


アットホームな職場

これは非常に有名ですが、アットホームというフレーズが含まれている求人は危険です。

これはプライベートの時間まで拘束される可能性が高い企業です。

休日に社内イベントや勉強会を開催しそれへの参加を強制したり、深夜に上司から連絡があったり等、プライベートに干渉する事を「アットホーム」などと言い換えているのかもしれません。

また、そもそも他にアピールできることが無いため、この言葉を多用している企業もあります。


大量募集・積極採用

これらの言葉が求人票に含まれている場合、離職率が高く常に人を募集しているブラック企業の可能性があります。

また、取り合えず大量に採用し、その中で数人でも生き残ればいいという滅茶苦茶な考えで採用活動していることもあり得ます。

どちらにせよ、企業規模に比べて募集人数が多すぎるのはどこかに問題がある企業です。


即戦力になれる

未経験者可で募集をしているのにも関わらず即戦力になれるという企業は、ほとんど研修を行わずいきなり実務に付かせる可能性があります。

当然、全く経験が無い中いきなり実務を行っても結果なんて出せるわけがありません。

しかし、この様な企業は新人にもノルマを課し、それを達成する事を強要します。

つまり、即戦力になれるのではなく、即戦力にする、成れなければ退職に追い込むとも考えられます。


最後に

今回は、ブラック企業の求人にありがちなフレーズについて解説しました。

基本的にありえないようなことを書いている求人には要注意です。

普通の企業であれば、若手社員で管理職になることは考えにくいですし、わざわざ従業員が独立するのを支援したりしません。

そういった事には何か裏があるケースがほとんどです。

常識的に考えておかしなことを書いている求人は避けた方が無難だと言えます。