電話営業ってどんな仕事?テレアポとの違い

電話営業ってどんな仕事?テレアポとの違い

公開日 2021年7月11日 最終更新日 2021年12月25日

商品やサービスを売る仕事である「営業職」。

一言に営業と言っても新しい顧客を開拓する新規営業、既存の顧客に新商品などを提案するルート営業、アポイント無しでいきなり訪問する飛び込み営業など形態や手法は様々です。

その中の一つに「電話営業」という営業手法があります。

よくテレアポと混同されがちですが、仕事内容や難易度は全く異なります。

今回は電話営業ってどんな仕事なのか、テレアポとの違いについて解説していきます。





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電話営業ってどんな仕事?

電話営業とは、文字通り顧客に電話で営業をかける営業手法です。

事務所内で電話にて営業をする為、内勤営業なんて言われることもあります。

特徴としては、訪問営業と違い顧客の元に直接訪問するのではなく、電話にて契約まで進めることが挙げられます。

あらかじめ用意されたリストにある電話番号へひたすら電話を掛け続けます。

営業先は商品によって異なり、法人の場合も個人の場合もあります。

関連記事:【営業手法別】営業職の種類とその特徴解説

アポイントを取って訪問する訪問営業は、少なくとも商品やサービスにある程度の興味があることが多いので、成約に結びつく可能性が高いです。

逆に電話営業の場合、事前に見込みがあるかどうか分からない相手にひたすら電話をかけるので、成約率が非常に低くなる特徴があります。

また、対面での営業と違い、電話だと簡単に切ることができるので断られる確率が上がります。

特に相手が個人の場合は話しすら聞いてもらえずガチャ切りされたり、酷い言葉を投げつけられることも多い上に一度契約すると約束しても簡単に反故にされることもあり精神的に辛いところがあります。

この様にタフなメンタルが求められる仕事である為、離職率が非常に高い仕事だと言えます。


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電話営業で取り扱う商材の例

電話営業で取り扱うことの多い商材の例は以下になります。

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 ・ネット回線・プロバイダー変更
 ・投資用不動産
 ・太陽光発電パネル設置
 ・携帯電話プラン変更・オプション追加
 ・ビジネス誌への広告出稿・インタビュー等

 
これらの商材を電話だけで契約まで持っていくのはかなり難易度が高く、他の手法で営業を経験したとしても成果を挙げることが出来ず退職する人間も大勢居ます。

この手法を取っている企業へは安易に就職しない方がいいでしょう。


電話営業とテレアポの違い

電話営業の仕事内容を解説しましたが、テレアポはどんな仕事なんでしょうか?

簡単に言うと電話で訪問のアポイントを取る仕事です。

単にアポイントを取るだけであり、その後別の営業担当が客先へ訪問し、成約まで漕ぎ着けます。

その為電話営業と比べると難易度は非常に低く、正社員ではなくアルバイトで求人募集をしている企業も多いです。

電話営業とテレアポの違いをまとめると、電話営業は「電話だけで成約まで持っていく仕事」でテレアポは「訪問のアポイントを取るだけの仕事」です。


最後に

今回は、電話営業ってどんな仕事なのか、テレアポとの違いについて解説しました。

筆者も経験がありますが、電話営業は非常にキツイ仕事です。そもそも話を聞いてくれる人は稀でほとんどはガチャ切りされます。

契約を取るのが非常に難しい上に、高いノルマを課している企業がほとんどなので離職率が高いです。

逆にテレアポであれば慣れて来ると簡単にアポが取れるのでそこまで大変な仕事ではありません。

どちらにせよこの仕事をするかどうかは慎重に検討する事をお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。