ヘルプデスクはやめとけ、きついと言われる理由とは?

ヘルプデスクはやめとけ、きついと言われる理由とは?

ヘルプデスクの仕事について調べていると「仕事がキツイ・つらい」「この仕事に就くのはやめとけ」なんてマイナスな情報を目にします。

実際、この仕事にはキツイ部分があったり割に合わない面も存在します。

就職や転職でこの仕事を目指している方は、それらの面を理解した上で応募することをお勧めします。

逆に、それを知らずに入社してしまうと後々後悔することになります。

今回は、ヘルプデスクはやめとけ、きつい、つらいと言われている理由について解説します。


ヘルプデスクはやめとけと言われる理由

この仕事に就くのはやめとけと頻繁に言われる理由ですが、それは仕事内容がきつい割に給料が安く、スキルも見に付きづらい点にあります。

アルバイトとして一時的にやるならまだ良いですが、正社員として長く務めるような仕事ではありません。

それでは具体的に理由を解説します。


関連記事:ヘルプデスクってどんな仕事?仕事内容解説




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スキルが身に付かない

同じITの仕事でもSEやプログラマーと違い、ヘルプデスクはスキルが身に付かないのもやめとけと言われる理由の一つです。

この仕事は問い合わせ対応がメインです。

その内容も社内ヘルプデスクなら「ExcelやWordの基本操作方法」や「複合機のエラー対応」といった簡単なものばかりで、社外ヘルプデスクなら自社製品に関してのニッチなものが多く、他の職場で活かせるようなスキルや知識が身に付きません。

「いつかはSEやPGになりたい」と思っていても、それらになれるような経験を積むことはこの仕事ではできないのが現状です。 


クレーム対応と変わらない

システムの不具合や不明点についての対応が中心ということは、問い合わせてくる人は今現在、何かしらの理由で困っているということです。

つまり非常にイライラしている人ばかりと言えます。

そんな人達ですから、理不尽な事を言われたり時には怒鳴られることもあるでしょう。

テクニカルサポートと言っても要は苦情やクレーム対応と変わりません。

そんな仕事ですからストレスも溜まりますし精神的に辛くなってしまいます。

これもヘルプデスクはやめとけ、きついと言われる理由の一つです。


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職場での立場が低い

この仕事は派遣や契約社員といった非正規雇用になりがちです。

そうなると必然的に社内での立場が低くなってしまいます。

また、社内からの問い合わせ対応の場合、クレームを受けるのが仕事のようなものなので、その対象である他部署の人間が自分よりも上に見えてしまうこともあります。


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プレッシャーがかかる

何かしらの不具合が発生している際、それを早く解決しなければというプレッシャーがかかるのもやめとけと言われる理由です。

特に、問い合わせてきている相手が法人や社内の他部署など個人ではない場合、その不具合のせいで仕事に支障をきたしているということです。

解決するまでの間、仕事がストップしてしまいますしそれが原因で損害が出ていることも有り得ます。

そうであれば相手もイライラしますし、自分も早くしなきゃというプレッシャーを感じます。

この様に場合によっては精神的に大きな負担がかかる仕事だと言えます。


最後に

今回は、ヘルプデスクはやめとけ、きつい、つらいと言われている理由について解説しました。

長く続けていてもスキルが身に付くことは少ないですし、給料も安く雇用も不安定になりがちです。

また、クレーム対応的な側面が強いため、理不尽な事を言われたりしますし早く解決しなければというプレッシャーがかかることもあります。

要は仕事内容や将来性を考えると全然割に合わないと言えます。

ただ、うまく問題を解決できた際の達成感はありますのでそういったことが好きな方には良い仕事かもしれません。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。