仕事の責任が重くて退職したい時の対処法

仕事の責任が重くて退職したい時の対処法

公開日 2021年9月10日 最終更新日 2022年3月26日

仕事をして給料を貰うということは、少なからず責任を負うということです。

アルバイトやパート等の非正規雇用であれば、そこまで重い責任を負うことはありません。

しかし、正社員として雇用されている場合は異なります。

仮に役職が付いていなくても、会社員である以上それなりの責任が伴います。

それを元にやる気を出せるならいいのですが、逆に責任が重くそれがプレッシャーになり、潰れてしまうこともあるでしょう。

実際、あるアンケートでは正社員で働くサラリーマンの半分以上は責任の重さで悩んでおり、中にはそれが原因で退職してしまった方もいるという結果が出ています。

今回は、仕事の責任が重く、退職してしまいたい時の対処法について解説します。





スポンサーリンク


そもそも仕事の責任とは何か?

そもそも仕事における責任とは何でしょうか?それは、「会社から貰う給料の額に見合った労働力を提供し、成果を出す」ことです。

特に役職が付いていない社員の場合は、自分の人件費以上の成果を出す事を求められますし、役職が付いているのであればそこからさらに部下をマネジメントし、成果を出させることを求められます。

責任が重く辞めたくなってしまうのは、この「会社から求められる成果を出せない」ことが原因になっていることが多いです。

営業職であれば、営業目標やノルマが課せられることが一般的であり、それが達成できないと詰められてしまいます。

お知らせ

この度、Amazon Kindleにて電子書籍「若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター」を出版しました。
本書では、自分の立場を利用し、若手社員を虐げる「老害上司」に焦点を当て、その特徴と生態を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター

また、管理職として部下を持ったとしても、その部下や自分の部署で思うような成果が出せないことで悩んでしまうケースも多くあります。

電子書籍を出版しました!
この度、Kindleにて電子書籍を出版しました。

日々、理不尽なパワハラ上司から叱られ続け、「自分はダメな人間なんだ…」と自分を責めてしまっている方に向けた書籍であり、「悪いのは自分ではなく上司の方だ」と認識出来るような内容になっています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る

このように、会社の要求に答えられないため、上司などに詰められたり自分自身を責めてしまうことで退職したいと思い悩んでしまいます。


関連記事:やりたくない仕事への対処法!時には逃げるのもあり

責任が重く退職したい時の対処法

では、責任が重くてもう限界になり、退職してしまいたい時はどう対処したらいいのでしょうか。

基本的には自分の考え方を変えたり、仕事のやり方を見直すことで改善できます。

また、自分が悩んでいることや辛い事を上司や先輩社員に相談することも重要です。

自分の中で抱え込んでいるだけでは解決しないケースが多いです。

それでは具体的に見ていきましょう。


上司と相談する

まず、上司と相談することが一番最初にやるべきことです。

成果が上がらないのは何故か?何を改善する必要があるのか?など自分で考えただけでは分かりません。

上司に相談し、改善点等を挙げてもらい、求められる成果が出せるよう努力することが大切です。

上司はその部署やその会社の仕事で成果を出したから今のポジションにいる訳ですから、有意義なアドバイスをしてくれる可能性が高いです。

また、あまりに責任が重過ぎる場合は、それを減らしてもらうよう話し合うことも必要になってきます。


前向きに考える

「責任が重く辛い」とネガティブになってしまいますが、逆に考えるとそれだけ会社から期待されているということです。

余程のブラック企業でもない限り、達成不可能な目標やノルマ等を課すことはありません。

あなたなら出来ると会社が思っている為、責任が重くなっています。

その要求に答えることが出来たのなら、更なる昇給や昇格も見えてくるでしょう。

この様に、前向きに考えることで退職したいという気持ちに対処することが出来ます。


開き直る

時には開き直ることも重要です。

「別に目標達成できなくても給料は減らない」「怒られても適当に聞き流せばいい」「最悪、辞めてしまっても転職できる」などと開き直ってしまいましょう。

その方が、下手に自分を責めて落ち込むよりは精神的に全然マシです。

また、思い悩んでいる状態だとパフォーマンスが下がってしまうので、開き直った方がうまくいくこともあります。これも対処法の一つです。


場合によっては退職してもOK

ここまでは、出来るだけ退職しないよう対処法を解説しましたが、逆に辞めてしまってもいいケースもあります。

それは「給料と責任があまりにも見合わない」場合です。

給料は安いのに責任だけ大きくなってしまい、全然割りに合わない状態ですね。

特にブラック企業だとこのケースが非常に多いです。

仕事はあくまで給料を貰うためにするものです。

それが、与えられた責任とあまりにも釣り合っていないのであれば、退職して条件の良い企業を探すのは全然ありです。

また、精神的に病んでしまい病気になってしまった場合も退職していいと考えられます。

そのままの状態で仕事を続けていると、余計に悪化してしまう可能性があります。

無理に続けるほどその企業に価値があるならいいのですが、そうでなければ退職も検討して問題ありません。


最後に

今回は仕事の責任が重く、退職したい時の対処法について解説しました。

仕事の進め方や自分の考え方を変えることで、対処することができます。

ただし、それは普通の会社の場合です。ブラック企業などでどうしても改善できない場合や、あまりにも待遇に見合わない責任を負わされた場合などは無理に続けず、退職してしまうのもありだと考えられます。

お知らせ

Amazon Kindleにて電子書籍「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく」を出版しました。
本書では、「うちの会社ってもしかしてブラック企業?」「上司から洗脳されているのかもしれない」と疑問を持っている方に向けて、ブラック企業が行う洗脳の具体例を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。


社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく

スポンサーリンク


この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。