「経営者目線で考えろ」と平社員に要求する企業には要注意!おかしい会社の可能性有

「経営者目線で考えろ」と平社員に要求する企業には要注意!おかしい会社の可能性有

世の中には、従業員に対して「経営者目線で考えろ!」といった言葉を投げかける会社が存在します。

管理職の人間ならまだしも、ただの平社員やアルバイトの人間が会社からこんな事を言われても困ると思います。

はっきり言いますが、「経営者目線で考えろ」という要求を従業員にするのは間違っていますし、そのような要求を当たり前のようにしてくる会社はおかしな会社の可能性があります。

今回は、「経営者目線で考えろ」と平社員やアルバイトなどの従業員に言ってくる会社は要注意、おかしい会社の可能性がある理由について解説します。


「経営者目線で考えろ」と平社員に要求する会社がおかしい理由

やたらと「経営者目線」という言葉を使いたがる会社は、変に意識が高い会社か従業員に過剰な要求をするブラック企業であることが多いです。

また、そのような会社の発想は普通ではありませんし、おかしい考え方だと言えます。

理由としては「経営者の仕事を平社員に押し付けている」「「労働者の目線」で考えられない人間の言葉である」などが挙げられます。

ここではその理由を具体的に解説します。


関連記事:経営者目線なんてサラリーマンに必要無し!その理由




スポンサーリンク


経営者の仕事を平社員に押し付けている

まず、「経営者目線」で物事を考え会社の運営方針を決めるべきなのは、あくまで「経営者」です。

そして、経営者が考えたことや決めた方針を従業員に周知し、実行させるのが普通の会社です。

ですので、ただの平社員やアルバイトの人間に「経営者目線で考えろ」と要求する事自体がおかしな事であり、それは経営者が考えるべき事を従業員に押し付けているに過ぎません。

経営者と従業員は役割や求められる事が全く異なります。

「経営者目線で考えろ」と要求するのは、従業員に経営者の仕事まで押し付けていると言えます。


経営者目線で仕事をしても見合ったリターンが無い

何かある度に「経営者目線で考えろ」と求めてくる会社は、それに見合ったリターンが無い場合がほとんどです。

「経営者目線で考える」という経営者の仕事を押し付けられているのであれば、報酬に関しても経営者や役員と同等のものでなければ割に合いません。

ですが、このような会社は要求だけはやたらと過剰にしてきますが、報酬に関しての話題になる事を嫌い、適当な理由を付けて大した事の無い金額の給料でこき使おうとします。

過剰な要求をされるのに、それに見合ったリターンがない会社は従業員からするととても理不尽な会社だと言えます。


お知らせ

この度、Amazon Kindleにて電子書籍「若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター」を出版しました。
本書では、自分の立場を利用し、若手社員を虐げる「老害上司」に焦点を当て、その特徴と生態を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター

「労働者の目線」で考えられない人間の言葉である

先にも書きましが、「経営者目線で考えろ」というのは平社員やアルバイトからすると過剰な要求であり、そんな事を言われる会社はとても働きにくい会社です。

ですので、「労働者の目線」で物事を考えられるまともな経営者は、「経営者目線で考えろ」などといった要求をすることはありません。

そんな事を言ったら反感を買うことが分かっているからです。

つまり、「経営者目線で考えろ」といった事を当然のように言ってくる経営者は、「労働者の目線」で物事を考えられない人間だと言えます。

そんな人間が経営する会社で働いても、労働者にとって不利な事ばかりされる可能性があります。


関連記事:ワンマン社長がパワハラをする原因とは?対策は転職一択!

電子書籍を出版しました!
この度、Kindleにて電子書籍を出版しました。

日々、理不尽なパワハラ上司から叱られ続け、「自分はダメな人間なんだ…」と自分を責めてしまっている方に向けた書籍であり、「悪いのは自分ではなく上司の方だ」と認識出来るような内容になっています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る

最後に

今回は、「経営者目線で考えろ」と平社員に要求する会社には要注意、おかしい会社の可能性がある理由を解説しました。

そもそも経営者とは役割が全く違う労働者に「経営者目線で考えろ」というのは間違っていますし、過剰な要求です。

経営者と労働者の役割を混合し、労働者に対して一方的に経営者の役割を押し付ける会社で働いてもろくなことにならないので、今現在そのような会社で働いていてそれに不満を持っているなら転職することをお勧めします。

お知らせ

Amazon Kindleにて電子書籍「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく」を出版しました。
本書では、「うちの会社ってもしかしてブラック企業?」「上司から洗脳されているのかもしれない」と疑問を持っている方に向けて、ブラック企業が行う洗脳の具体例を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。


社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく

スポンサーリンク


この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。