日報を自分だけが書かされるなら退職の準備をするべきである理由

日報を自分だけが書かされるなら退職の準備をするべきである理由

日々の業務報告の為に、従業員に「日報」を書かせる会社は結構多いです。

日報を書くにも時間や労力がかかるため、書かされる社員にとっては非常に煩わしいものですし、書きたくない方は多いと思います。

同僚がみんな日報を書いて提出しているなら「仕方がない」と割り切ったしまった方がいいですが、様々な理由により、自分だけが日報を書かされるなら少し状況が変わってきます。

はっきり言いますが、そのような状況に陥っている場合、早めに退職する準備を始めた方がいいです。

今回は、自分だけが日報を書かされるなら退職の準備をするべきである理由を解説します。


自分だけ日報を書かされるなら退職するべきである理由

他の同期や同僚は書いていないのに、自分だけ上司から日報を書くよう求められているなら非常に危険な状況です。

自分だけが日報の提出を求められる理由としては「ダメな奴だと認定されている」「上司から嫌がらせをされている」などが挙げられます。

いずれにせよ、その状況で耐え続けてもろくなことがありませんし、そんな職場は早めに脱出した方がいいです。

ここではその理由を詳しく解説します。


関連記事:報告ばかり過度に求める上司は職場にとってマイナスでしかない




スポンサーリンク


ダメな奴だと認定されている

一人だけ日報の提出を求められている場合、上司から「ダメな奴」だと認定されている可能性が高いです。

これはとても厄介な事です。

一度「あいつは使えない」「ダメな部下だ」というレッテルを貼られてしまうと、それを覆すのは非常に困難です。

既に上司の中では「ダメな奴」という先入観が出来上がっているため、他の人がしたならスルーされる程度の些細なミスでも大騒ぎして一気に評価を下げられる可能性があります。

そんな状況になっているなら、さっさと退職した方がいいと言えます。


関連記事:「使えない部下」というレッテルを貼られたらすぐに退職するべき

パワハラや嫌がらせをされている可能性がある

自分だけ日報を書かされている場合、それは上司からパワハラや嫌がらせをされている可能性があります。

何かしらの理由で嫌われてしまったが為に、本来必要の無い日報を無駄に書かされ、時間や労力を奪われていると考えられます。

その上司一人にパワハラをされているなら、退職ではなく異動でも解決することは出来ます。

そうではなく、上の人間のほとんどがそのパワハラに関わっている場合、その会社に残っても辛い思いをするだけなので退職した方がいいと言えます。


お知らせ

この度、Amazon Kindleにて電子書籍「若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター」を出版しました。
本書では、自分の立場を利用し、若手社員を虐げる「老害上司」に焦点を当て、その特徴と生態を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター

どんどんストレスが溜まっていく

自分だけが日報を書かされているなら、それはとてもストレスが溜まる事です。

ただでさえ書くのが面倒なのに、他の同僚や同期は書いていないのに自分一人だけ書かされるのは不公平に思うはずですし、イライラすることでしょう。

更に、先にも書きましたが「ダメな奴」だと認定されている可能性が高く、書いた日報を元に様々な指摘をされ続けることもあります。

このように、ストレスがどんどん溜まっていくのも自分だけが日報を書かされるなら退職した方がいい理由の一つです。


電子書籍を出版しました!
この度、Kindleにて電子書籍を出版しました。

日々、理不尽なパワハラ上司から叱られ続け、「自分はダメな人間なんだ…」と自分を責めてしまっている方に向けた書籍であり、「悪いのは自分ではなく上司の方だ」と認識出来るような内容になっています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る

いつまでも延々と書き続ける羽目になる

「仕事ができない」と思われているために自分だけ日報を書かされているので、上司から「もう大丈夫だ」と思われるまで延々と提出を求められ続けます。

「これができるようになったらもう書かなくていい」という具体的な基準があるならいいですが、その基準が上司の主観によるものだけの場合、いつまで経っても「もう書かなくていい」と言われない可能性があります。

また、万が一、上司から認められ日報の作成を求められなくなったとしても、今後ちょっとした事が原因でまた提出を求められる日々に逆戻りすることも十分にあり得ます。

そんな負のループから脱出するには、異動や退職をするしかありません。


関連記事:マイクロマネジメントをしてくるうざい上司がいるなら退職するべき

最後に

今回は、自分だけ日報を書かされるのであれば、早めに退職の準備をするべきである理由について解説しました。

自分だけが日報の提出を求められるなら、それは上司からパワハラをされているか、ダメな奴だと認定されているかのどちらかです。

前者なら勿論アウトですし、後者の場合でも一度ダメな奴だというレッテルを貼られてしまうとそれを覆すのは困難である為、そうなってしまったならさっさと脱出することをお勧めします。

お知らせ

Amazon Kindleにて電子書籍「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく」を出版しました。
本書では、「うちの会社ってもしかしてブラック企業?」「上司から洗脳されているのかもしれない」と疑問を持っている方に向けて、ブラック企業が行う洗脳の具体例を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。


社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく

スポンサーリンク


この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。