非公開求人とは何?非公開の理由解説

非公開求人とは何?非公開の理由解説

就職や転職先を探している方は、エージェントや求人サイトを利用してるでしょう。様々な求人がある中で、「非公開求人」という言葉を目にしたことがあると思います。

何となく「通常の求人よりも良いもの」「レア感があり採用されやすそう」なんてイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。

また、何故非公開で求人を出しているのかも気になるところです。

ここでは、非公開求人とは何なのか?企業が非公開で求人を出している理由について解説します。


非公開求人とは?

非公開求人とは、その名の通り「一般には公開していない求人」のことを指します。

求人サイトやエージェントにある通常の求人は、企業名や募集要項・条件面などを見ることが出来ますが、非公開求人はサイトなどに掲載されていません。




スポンサーリンク


その為、非公開求人を見ることが出来れば、一般的な求人とは異なる企業・職種の求人に出会うチャンスにもなりますし、広く募集している求人と比べると比較的倍率が低い傾向にあります。

また、非公開求人の特徴として、一般的な求人と比べると年収等の待遇面がいいことが挙げられます。

理由は、企業の重役や幹部クラスを募集しているからです。

その為、当然求められるスキルや経歴が高いことも特徴の一つです。


関連記事:ハローワークの求人はブラックだらけ!理由についての解説

お知らせ

この度、Amazon Kindleにて電子書籍「若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター」を出版しました。
本書では、自分の立場を利用し、若手社員を虐げる「老害上司」に焦点を当て、その特徴と生態を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター

非公開の理由

企業がわざわざ非公開で求人を出しているのには理由があります。

それは、採用活動の効率化や社内外に知られたくないと言った事情があるので、非公開で求人を募集しています。

それぞれ具体的に見ていきましょう。


電子書籍を出版しました!
この度、Kindleにて電子書籍を出版しました。

日々、理不尽なパワハラ上司から叱られ続け、「自分はダメな人間なんだ…」と自分を責めてしまっている方に向けた書籍であり、「悪いのは自分ではなく上司の方だ」と認識出来るような内容になっています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る

社内外に知られたくない

例えば、外部に知られたくない新プロジェクトのコアメンバーを募集するため、あえて公開しないといったケースがあります。

一般的な求人を出してしまうと、同業他社に自社のプロジェクト情報が漏れてしまう可能性があります。

それを防ぐためにエージェントに非公開求人として依頼しています。

また、自社の幹部・重役を募集するためといった理由もあります。

これを社内の一般社員や中間管理職に知られると、様々な問題が発生することもあり得るので内部の人間に知られないよう極秘で人材を探そうとします。

これが企業が求人を非公開にする理由の一つです。


採用活動の効率化

採用活動を効率化するために、非公開で人材を探しているケースもあります。

大手企業や人気企業は、一般求人として広く公開してしまうと、応募者が殺到します。

そうなると人事担当者の負担が増え、捌き切れなくなります。

それを避けるため、エージェントに「条件に合致している人だけを紹介して欲しい」と依頼するので非公開求人として募集します。


エージェントとの付き合い

エージェント業者との付き合いで、仕方なく求人を出していることもあります。

特に採用する予定も無い状況でも、エージェントは「何とか求人を出してくれないか」と企業に頼み込みます。

ある程度付き合いが長い場合、それを断りきれずに求人を出したりします。

そもそも採用する気が殆ど無く、「余程いい人が居たら検討しよう」としか考えていないので、公開しません。これも企業が求人を非公開にする理由の一つです。


最後に

今回は非公開求人とは何か?企業が非公開にする理由について解説しました。

基本的に、採用活動を効率化するためであったり、社内外に情報を知られたくないといった理由で非公開にします。

また、そもそも採用する気がなく付き合いで出しているケースもあります。

一般の公開求人と比べると、条件も良く倍率も低くなりがちですが、その分、企業が求める人材のハードルも高くなります。

自分の実力や経歴に自信がある方は応募してみるのもいいと考えられます。 

お知らせ

Amazon Kindleにて電子書籍「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく」を出版しました。
本書では、「うちの会社ってもしかしてブラック企業?」「上司から洗脳されているのかもしれない」と疑問を持っている方に向けて、ブラック企業が行う洗脳の具体例を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。


社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく

スポンサーリンク


この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。