面接時にその場で採用する会社はブラック企業の可能性あり!注意するべき理由

面接時にその場で採用する会社はブラック企業の可能性あり!注意するべき理由

面接の際、その場で面接官から採用を言い渡される場合があります。

採用が決まってうれしい気持ちになるかもしれませんが、安易に入社を決めてしまうのは非常に危険です。

何度も選考を経て最終面接時にその場で採用されるといったケースや、アルバイトの募集であれば特に問題はありません。

そうではなく、「正社員の募集」でかつ、「1回目の面接(初めての顔合わせ)」でその場で合格になった場合、その会社はブラック企業の可能性があります。

今回は、面接時にその場で即採用する会社はブラック企業の可能性があるので注意するべきである理由を解説します。


その場で採用する会社がブラック企業の可能性がある理由

何度も面接をして、最終面接でその場で合格を言い渡される場合は別ですが、1回目の面接でその場で採用になる会社には注意する必要があります。

理由としては、「使い捨てることを前提に考えているケースがある」「正社員を即決採用なんて普通はできない」などが挙げられます。

それでは、その場で採用する会社がブラック企業の可能性がある理由を詳しくみていきましょう。


関連記事:【ブラック企業】面接で分かる入社してはいけない企業の特徴




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使い捨てることを前提に考えているケースがある

まず、1回目の面接でその場で合格を言い渡すような会社は、社員を使い捨てる前提で考えている可能性があります。

そんな会社は人の入れ替わりが激しく、とにかく人数さえ集まればいいといった考えだったり、「どうせすぐ辞めるから誰でもいい」と思っているため、まともに選考をせずに適当に採用をしている事が多いです。

労働環境が悪く、人がすぐに辞める、人を使い捨てにしか考えていないような会社はブラック企業です。

面接時にその場で採用する会社はそのような会社である可能性があるので注意しましょう。


正社員を即決採用なんて普通はできない

日本では、正社員として雇用されている人間は強く保護されている為、一度雇ってしまったら簡単には辞めさせることはできません。

ですので、企業側は正社員を雇うのに慎重になりますし、まともな会社であれば初めて顔を合わせた一回目の面接で、その場で即採用なんて事はしません。

普通であれば、数回面接をして採用を決めたり、1回しか面接をしないにしても面接後にじっくり考えてから採用を決めます。

そうではなく、一度の面接でその場で即採用する会社は何か裏がある可能性が高いと言えます。

これも、面接時にその場で合格を言い渡す会社がブラック企業の可能性がある理由の一つです。


関連記事:ブラック企業の見分け方・求人票や面接における注意点

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その場で承諾しろと迫ってくることがある

面接時にその場で採用するような会社は、応募者に対して内定を承諾するかどうか考える時間を与えず、「この場で決めろ」と迫ってくることがあります。

ブラック企業の採用担当者はキツい採用ノルマを課されている為、とにかく人を集めるのに必死になっています。

入社するかどうか考える時間を与えてしまうと内定を辞退される可能性がある為、面接で即内定を出し、即承諾しろと迫ってくるわけです。

簡単に採用を決めるだけでなく、内定の承諾もすぐにしろと迫ってくるような会社はブラック企業の可能性が高いので、安易に入社しないように注意しましょう。


関連記事:内定承諾を急かしたり期限が異常に短い会社に入るべきではない理由

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最後に

今回は、面接時にその場で採用を決める会社はブラック企業の可能性があるので注意するべきである理由を解説しました。

正社員を雇うと企業側に大きなリスクが発生するため、普通であればその場で採用を決める事はありません。

アルバイトの募集だったり、正社員でも何度も面接をした後の最終面接でその場で採用が決まるなら別ですが、それ以外で即採用を言い渡されたら、安易に入社を決めず本当に入って大丈夫かじっくり考えることをお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。