気分で仕事をする上司の特徴と対処法

気分で仕事をする上司の特徴と対処法

公開日 2021年10月25日 最終更新日 2022年8月27日

会社で仕事をしていると、色々な人と関わることになります。

その人間次第で働きやすさや精神的な余裕が大きく変わります。特に、上司という祖運財の影響は非常に大きいです。

基本的に理不尽な事を言われても逆らうことができず、さらに自分を低く評価されると昇給や賞与、昇格に悪影響が出ます。

そんな上司の中でも、特に性質が悪いのは「気分で仕事をする上司」です。この様な上司の下で仕事をするのはかなり困難になり、苦労している方も多いでしょう。

今回は、気分で仕事をする上司の特徴と対処法について解説します。


気分で仕事をする上司の特徴

気分で仕事をする上司には、様々な特徴があります。

その特徴を理解することで、上手く付き合うことができるようになったり、対処することができます。

ここではその特徴を解説します。


感情の起伏が激しい

このタイプの上司は感情の起伏が非常に激しいという特徴があります。

朝は機嫌よくニコニコしていたと思ったら、1時間後にはイライラし始め周囲の人間に当り散らしたりします。

そんな人間が同じフロアにいると、職場がピリピリした雰囲気になり、非常に居心地が悪い環境になってしまいます。


言動がすぐに変化する

言っていることややっている事、仕事の方針等がコロコロ変化するというのも、気分で仕事をする上司の特徴です。

自分に自信が無い事が原因で、やっていることが正しいのか心配になり、方針をすぐに変えてしまいます。

そうなると困るのは部下です。指示され進めていた仕事の着地点を大きく変えられることにより、今までやっていたこと全てが無駄になってしまうことにより、大きくモチベーションが下がります。

また、1から作り直すことになるとその分労働時間が延びてしまうことも悪影響の一つです。


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わがままな性格

気分で仕事をするタイプの上司は、わがままな性格をしているという特徴があります。

自分が気に入らないことがあると、それを訂正するよう周囲に強要し、それが通らないと機嫌が悪くなるといった子供のような人間です。

これは、関わるのが面倒で放置していたりその理不尽な行動を許容している会社側に問題があります。


気分で仕事をする上司の対処法

この手の上司は非常に厄介な存在であり、しっかり対処することが出来ないと仕事が辛くなり、出社するのが嫌になります。

そうならない様、適切に対処することが大切になります。

ここではその対処法を解説します。

行動パターンを把握する

気分で仕事をする人間は、機嫌が悪くなったり面倒な事を言ってくる兆候や前兆、パターンが存在します。

それを把握しておくことは非常に重要です。

機嫌が悪くならないようにこちらの行動を工夫したり、機嫌がいい時を見計らって報告や相談をしましょう。

それ以外のときは極力関わらないよう、外出する予定を立てたりすると良いです。


記録に残しておく

上司がおかしな行動をしたり、理不尽な指示を出すようであればそれらを詳しく記録しておくことも大切です。

やり取りは極力メールにしたり、日記につけておくなどして、文書で残しておきましょう。

それがあると、いざ限界になって人事や労働基準監督署に相談するときに有利になります。これも対処法の一つです


とにかく気にしない

これは精神的な話になりますが、何を言われてもとにかく気にしないことが大切です。

急に怒鳴られたり、訳の分からないことを言い始めるかもしれませんが、「自分が悪い」と考えるのはNGです。

これは100%上司側が悪く、自分に否が無いと思い込むことによって、上司の存在がどうでもよくなります。

気にすれば気にするほど辛くなるので、「変な人間だな」程度に考えておくのが対処法の一つになります。


最後に

今回は、気分で仕事をする上司の特徴と対処法を解説しました。

このタイプの人間は、上司としては最悪であり上司ガチャのはずれだと言えます。

基本的に行動パターンをしっかりと把握して、理不尽な事を言いそうなタイミングで物理的に離れることが大切になります。

また、いざという時のために理不尽な事を言われたりしたらその内容を記録しておくことをお勧めします。