経営者目線なんてサラリーマンに必要無し!その理由

経営者目線なんてサラリーマンに必要無し!その理由

企業で仕事をしていると、上司や先輩、場合によっては役員から「経営者の目線・視点を持って働け」などと言われることがあります。

何故かこれが非常に重要だという認識を持っている人間が多く、この目線を持って仕事をしないと「あいつは仕事が出来ない」「使えないダメな社員だ」というレッテルを貼られ、評価を下げられてしまいます。

しかし、これは非常に理不尽であり、サラリーマンとして仕事をする上で経営者目線なんて必要ありません。

今回はその理由について解説していきます。


経営者目線とは?

経営者目線とは、その言葉の通り「会社を経営する立場の目線で考え仕事をする」という意味です。

目先の仕事だけを見るのではなく、3年後・5年後など将来を見据えて仕事をすることや、広い視点で物事を見ることが大切だとする考え方です。

確かに、会社の幹部や幹部候補にはこれが必要だと言えますが、何故か末端の一般社員にまでこれを求める会社が多いことが問題だと考えられます。


サラリーマンに経営者目線が必要ない理由

はっきり言いますが、サラリーマン(会社員)として仕事をする上で、経営者の目線や視点は全く必要ありません。

無駄以外の何物でもありませんし、そもそもそれはサラリーマンの仕事ではありません。

ここではその理由を解説します。


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裁量が無い

会社員にはそのポジションに応じた裁量や決定権があります。

役員等の幹部又は中間管理職くらいならある程度の裁量がありますが、一般社員には全くないと言えます。

そんな状況で経営者目線を持って仕事をしたとしても、裁量が無いのでどう進めるかの決定は他者に委ねなければなりません。

当然、却下されることも多いでしょう。そうなると、仕事のモチベーションがどんどん低下していきます。

これがサラリーマンに経営者の目線が必要無い理由の一つです。


そもそも不可能

いくら経営者の目線を持って仕事をしろと言われても、そもそもそれは不可能です。

今会社員として仕事をしている人間の中に、実際に会社を経営した経験がある人はどのくらいいるのでしょうか?ほとんどいません。

実際に経験した事が無いのですから、その目線で考えろと言われても不可能ですし、やっているつもりでもそれが本当に正しいのか判断出来ません。

そして、経営者の視点で仕事をしろと命令している上司や先輩もそれは同様です。

指示を出している側も「自分はうまく出来ている」と思っているかもしれませんが、実際は全く的外れな考えをしているかもしれません。


会社員の仕事では無い

経営者目線を持って仕事を進めるべきなのは、本当に会社を経営している人間です。

サラリーマンはそもそもただの労働者であり、経営者ではありません。

与えられた仕事をこなす義務はありますが、会社の数年先まで見据えて仕事をする必要はありません。

また、その目線を求めるのであれば、待遇や決定権も経営者と同様にしなければフェアじゃありません。  

給料や裁量は会社員なのに、仕事だけ経営者目線で進めろというのはブラック企業の考え方です。


最後に

今回は、サラリーマンに経営者目線なんて必要が無い理由について解説しました。

あくまで会社員は労働者であり、経営者の目線で物事を考える必要は全くありません。

また、その目線で考えようにも会社を実際に経営した経験が無いのであれば不可能です。

多くの企業でこれを求められますが、非常に理不尽であり、無視した方がいいと考えられます。