ホワイト企業なのに辛い、辞めたいのは甘えではない理由

ホワイト企業なのに辛い、辞めたいのは甘えではない理由

世の中には、ブラック企業と呼ばれるような悪質な会社が多く存在します。

運よくそのような会社ではなく、ホワイト企業と言われるような労働環境の良い会社に入ることができたとします。

しかし、その会社の雰囲気や仕事内容、人間関係に馴染めずもう退職してしまおうと悩んでいる方もいます。

そんな時、「ブラックじゃないのに勿体無いかな…」「もっと大変な会社で働いている人もいるのに甘えではないか?」と考えてしまうでしょう。

しかし、ホワイト企業だったからといって誰しもが楽しく仕事を出来る訳ではありません。

今回は、ホワイト企業に勤めているのに辛かったり、辞めたいと思うのは決して甘えでは無い理由を解説します。


ホワイト企業を辞めるのは甘えでは無い理由

そもそも、いくら労働環境がよかったとしても、それだけで快適に過ごせるとは限りません。

また、世間では良い企業だと思われていても、上司や配属先によって辛さは全然異なります。

ホワイト企業だとしても、辛く感じるかどうかは人それぞれなのでそれだけで甘えとは言えません。

ここではその理由を具体的に解説します。


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仕事内容が向いていないならホワイトでも辛い

残業が少なかったり、人間関係が良好だとしても仕事内容自体が自分に向いていない、合っていないものであれば辛く感じるのは当たり前です。

例えば、人と関わるのが苦手な人が業者や他部署との調整業務を行うのは中々大変です。

また、単純作業が向いている人が臨機応変な対応が必要な仕事をするのはストレスが溜まるでしょう。

この様に、仕事内容に向き不向きは存在します。

もし自分に向いていない仕事をすることになった場合、その他の要素がいくら良くても辛く感じたり辞めたくなるのは当たり前であって、それは決して甘えではありません。

これが理由の一つです。


業務が楽でも人間関係が悪い

業務量が少なかったり有給が取りやすかったりと、働きやすい環境のホワイト企業でも、人間関係が悪いと一気に嫌な職場になります。

一人で完結する仕事は稀で、人と関わる仕事がほとんどです。

いくら環境に恵まれていても一緒に働く上司や同僚との関係が劣悪であれば、辛いと感じるのは当然です。

また、人間関係が原因で退職を決意したという方がかなり多いというアンケート結果があります。

つまり、それが理由で辞めるのは極普通のことであり、それで気に病む必要はありません。


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ホワイトだからこそのストレスもある

ホワイト企業だからといって、全くストレスを感じないという事はありません。

逆に、ホワイトならではのストレスもあるでしょう。

例えば、有給を必ず完全に消化しないといけないといった企業もあります。

全く有給が取れないようなブラック企業の社員からすれば羨ましく感じるでしょうが、これはこれで大変です。

有給を取るには自分が担当している業務の調整が必要になります。

場合によってはそれが難しく、休むのが困難なこともあるでしょう。

しかし、会社はそんな事関係無しにとにかく消化するよう迫ってきます。

積極的に消化するような風習は一見良い様に感じますが、状況によってはそれがストレスの元になります。

これも、ホワイトだからといって辛い、辞めたいと思うのが甘えではない理由の一つです。

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最後に

今回は、ホワイト企業で働いているのに辛いと感じたり、辞めたいと考えるのは決して甘えでは無い理由について解説しました。

確かにブラック企業に勤めている人からすると、「楽なのに辛いと思うのは甘えだ」「俺の方が大変なのに何を言っているんだ」と思うかもしれません。

しかし、ホワイトだからといって必ずしも働きやすい環境だとは限りません。

会社自体は良くても、仕事内容が合っていなかったり人間関係が悪い場合、それを辛く感じるのは当然であり甘えではありません。



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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。