「最近の若者は根性が無い」は間違い、時代が違うだけ

「最近の若者は根性が無い」は間違い、時代が違うだけ

「最近の若者は~」という若い人を説教するときに使われる言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。

また、仕事で実際にこの言葉を使った説教を受けた経験がある方も結構います。

実際、これは今から約5000年前の古代エジプトでも言われていたという説もあり、説教をする時のセリフとしてかなり昔から定着していると考えられます。

今現在でも「若者は根性が無い」なんてよく言われますが、これは果たして本当なのでしょうか?筆者としてはこれは間違いであり、昔とは単に時代が違うだけだと考えています。

今回は、「最近の若者は根性が無い」という言葉が間違いな理由について解説していきます。


最近の若者は根性が無いが間違いな理由

先にも書きましたが、「最近の若者は根性が無い」というのは間違いです。

「新卒はすぐに仕事を辞める」とか「3年は続けろという格言があるのに…」なんてことを言う年配の方は結構多いです。

実際、自分が若い頃は辛くても耐えた経験があるためそう考えてしまうのかもしれません。

しかし、今と昔は労働環境や状況が全然異なります。

ここでは若者は根性が無い訳ではない理由を解説します。


求められる成果が多い

出来るため、成果が出なくても長い目で見てもらえました。

「かばん持ち」なんて言葉があったように、すぐに成果を求められるようなことはありませんでした。

しかし、今の時代はそうではありません。若手であっても即戦力が求められます。

数ヶ月の研修を受けた後、即成果が求められそれが上手く出ないと厳しく叱られるような環境です。

これは昔の若者と比べると遥かに厳しい環境であり、単に若者に根性が無いだけだとは言えません。

この様に、じっくり長い目で見て育成してもらえるような状況ではないのが若者が根性が無いというのは間違いな理由です。

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年功序列制度が崩壊している

昔から日本にあった年功序列制度が崩壊してきているのも理由の一つです。

年功序列が当たり前の時代であれば、「今は辛くても将来に希望が持てるので頑張ろう」といったように前向きに考えることが出来ました。

しかし、今はそんな時代ではなく、いくら今低賃金で頑張ったとしても、それが報われるとは限りません。

そうであれば当然モチベーションも下がります。この様に、昔とは違い将来に希望が持てなくなっているため、すぐに退職したりする若手が増えています。

これも単に今の若者が昔の若者と比べて根性が無いとは言えない理由です。


いつの時代もずっと言われている

先にも書きましたが、「最近の若者は~」というセリフで説教をするのは遥か昔からあった風習です。

「自分の方が凄い・努力してきた」と若い人間にマウントを取るために使い安い言葉です。

ずっと思考停止で使われ続けていただけなので、それが本当に正しいとは言い切れません。

時代や経験、環境等の様々な要因を無視して決め付けているだけなので、根性が無いと言われても気にする必要はありません。


最後に

今回は、最近の若者は根性が無いという言葉が間違いな理由について解説しました。

実際、今の日本の労働環境は昔とは全然異なります。新卒や若手社員に求められるハードルが遥かに高くなっており、その分精神的肉体的負担が増加していると考えられます。

単純に「昔の自分」や「自分の社会人経験」と比較するのは不可能だと言えます。

また、いつの時代でも若者にマウントを取るための常套句として使用されているため、事実とは反して単に批判するために使われている可能性も高いです。

もし、「根性が無い」と説教されたとしても真に受けないようにしましょう。