中途面接の流れと聞かれやすい質問

公開日 2021年11月29日 最終更新日 2021年12月30日
中途で転職活動をする上で、絶対に避けられないのが「面接」です。
基本的にどの企業においても実施されますし、コネや紹介があったとしてもほとんどの場合行われます。
面接を受けるのは新卒以来で数年ぶりのため、やり方を忘れていたり緊張したりする人は多いです。
ここでしっかり準備しておかなければ、いくらスキルや経験があったとしても採用されませんので気をつけなければなりません。
今回は、中途採用における面接の流れと聞かれやすい質問について解説します。
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中途面接の流れ
中途採用における面接の流れは大きく分けて2パターン存在します。
一つは、先に人事担当者から企業についてや仕事内容についての説明があり、その後応募者に対して質問をしていくというもの。
適性検査がある場合は応募者への質問後に行われるケースが多いです。
もう一つのパターンとして、先に適性検査を行い、その後応募者への質問と企業説明を行うというケースもあります。
要は、テスト・企業(仕事)説明・応募者への質問の順番が違うだけです。
関連記事:面接官がしてはいけないNGな質問解説
聞かれやすい質問
中途面接で聞かれやすい質問はいくつか存在します。
新卒の場合は、本人の人格などのヒューマンスキルや学業に関しての質問がメインですが、中途に関しては今までの経験や実績、保有スキルに対しての質問が中心となります。
その為、事前に今までの実績等をまとめてみたり、数値化することが大切です。
前職の退職理由
中途採用の面接において、前職の退職理由は必ず聞かれます。これは粗探しや落とすために聞いているのではなく、自社と求職者のミスマッチを防ぐ目的で聞かれる質問です。
例えば、前職は残業が多かったため退職した場合、自社の平均的な残業時間が前職と同程度又は上回るなら同じく退職してしまう可能性があります。
そうなると、企業側は採用コストが無駄になり、応募者は職歴に傷が付くためお互いの為になりません。
この様に、退職理由はミスマッチを防ぐ事を目的に確認されます。
今までの経験・実績

今までどんな仕事を経験してきたのか、どんな実績があるのか質問されることが多いです。
ここでしっかりアピールできると内定が出やすくなるので特に力を入れて準備しておきましょう。
また、営業職の場合はここで自分をうまく売り込めるかどうかで実力が測られます。
ただ経験を話すだけではなく、しっかりと数値化して分かりやすく説明することが求められます。
条件面(年収・転勤)
希望する条件が合致するかどうかを確認するため、条件面について質問されます。
希望年収や勤務地、転職の可否、入社希望日など細かい部分までお互い納得できるよう話し合うことが大切です。
ここで内定を得るために希望年収を低く言ったり、転勤ができないのに出来るというのは絶対にNGです。
後々確実にもめることになります。妥協できる点を妥協するのはいいですが、自分の中で重視していること、譲れないことは下手に嘘をつかず本音を伝えましょう。
最後に
今回は、中途面接がどんな流れで進むのかと聞かれやすい質問について解説しました。
面接においてはぶっつけ本番でいくとうまくいかないので、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。
質問されることが多い事項について解答を作っておき、スムーズに答えられるようにしておきましょう。
また、条件面に関して謙遜して低く言ったり嘘をつくと確実に揉めることになります。ここは本音で答えましょう。
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