否定ばかりする害悪上司の心理とは

公開日 2021年11月28日 最終更新日 2022年8月27日
部下のやる事なすこと全て否定ばかりする上司は、どの会社にも存在します。
この手の上司は非常にたちが悪いと言えます。何をやっても否定ばかりされるとモチベーションが下がりますし、新しいことへ挑戦しようとする意欲がどんどん無くなっていきます。
そうすると、その部署の業績も現状維持がやっとになり、所属する社員全員の評価も上がりませんし、賞与や昇給にも影響が出てきます。
正に部下だけでなく会社にとっても最悪なタイプの上司と言えます。
今回は、部下の仕事に対して否定ばかりする害悪上司の心理について解説します。
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否定ばかりする上司の心理
この手の上司は長い年月をかけて否定ばかりする性格が形成されています。
最早否定するのが当然となっており、正論を言っても絶対に認めることはしません。ここではこの害悪と言える上司の心理を解説します。
関連記事:絶対に褒めない上司は外れ上司!その心理
新しい事への抵抗感がある
新しい事をするのに対して抵抗感がある為、部下の意見を何でもかんでも否定したいという心理があります。
今までやったことが無いことを上手くやる自信が無く、また失敗した場合のリスクばかり考えてしまい、現状維持をしたいと思っています。
いくら会社や部署のためになることを提案したとしても、全く受け入れられません。
逆に考えると、この心理がある上司の下で仕事をする場合、とにかく現状維持だけを考えればいいのである意味では楽だと言えます。
自尊心を満たしたい

自分よりも立場の下の人間を否定することで、自尊心を満たしたいという心理がある上司も存在します。
この心理で仕事をする上司は正に最悪の害悪上司だと言えます。
何をやっても「そんなんじゃダメだ」「お前は間違っている」と大勢の前で仕事や時には人格まで否定します。
これはただのパワハラであり、部下の指導ではありません。
そうすることで「自分は凄い人間なんだ」と自己暗示をかけている可能性もあります。
何にせよこのタイプの上司の下で仕事をすることはデメリットしかありません。
どんどん自信が無くなっていきますし、場合によっては病気になってしまうかもしれません。一刻も早く異動願いを出すか転職するべきです。
全て自分が正しいと思っている
自分の考えや仕事の進め方が全て正しいという心理がある為、部下のやる事全てを否定していることも考えられます。
これは無意識に部下を下に見ていることが原因です。
自分は大変な思いをして様々な経験を積んでおり、部下はまだまだ全然仕事ができないと思い込んでいます。
その為、何を言ってもその内容をまともに取り合わず、最初から間違っていると決め付けているため全て否定してきます。
否定することが指導だと思っている
部下を叱ったり否定することで部下が成長すると考えているのも、全て否定する理由の一つです。
とにかくダメだしし続けることが部下の指導だと思い込んでいます。
大抵、「全然ダメじゃないか」と否定し、それに対して「具体的にどこがダメなのか」と尋ねても「それくらい自分で考えろ」と突き放します。
これも完全に害悪上司だと言えます。
最後に
今回は、部下のやる事全て否定ばかりする害悪上司の心理について解説しました。
新しい事を行うのに対し抵抗感を感じていたり、単にパワハラだったりと様々な心理が働いています。
正直、そんな上司の下で仕事をしても成長することは無く、逆に病気になってしまう可能性すらあります。
いつまでも付き合っているのは完全に時間の無駄です。
部署異動できるなら早めにするべきですし、それが不可能なら転職も視野に入れることをおすすめします。
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