電車遅延の遅刻を認めない会社は辞めたほうがいいブラック企業

電車遅延の遅刻を認めない会社は辞めたほうがいいブラック企業

会社への通勤で電車を使用しているという方は多いでしょう。

そこで必ず遭遇するのが「電車の遅延」です。これはどうしても避けようがなく、特に遠方から何度も乗り換えて通勤している場合はこれの影響を受ける可能性が高くなります。

普通の会社であれば遅延証明書を提出することでお咎め無しというのが当然です。

しかし、中には遅延による遅刻を認めない、自己責任だとしてその分の給料を支払わない企業もあります。

確かに、法律上は不可抗力による遅刻でもその時間仕事をしていないなら、給料を払わなくてもいいとしています。

ですが、この様な会社は、従業員の事を考えていないブラック企業だと言えます。

今回は、電車遅延による遅刻を認めないような会社は退職した方がいいブラック企業である理由を解説します。


電車遅延の遅刻を認めない会社がブラックな理由

ブラック企業は、「電車が遅れる事を見越して早く家を出ないのが悪い」なんてことを平気で言いはなったりします。

しかし、これが理由で始業に間に合わないのは従業員のせいではありません。

また、逆に会社側は無駄で意味の無い理由で定時を守らないなんてことを行っているケースもあります。




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ここではこの様な遅刻を認めない会社がブラックである理由を見ていきましょう。

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遅刻は社員のせいじゃない

そもそもの大前提として、電車が遅れたことによる遅刻は社員のせいではありません。

わざと遅延させることなんて不可能ですし、遅延するとそれだけ電車も普段より混み合います。

通勤が大変になったり、会社へ面倒な連絡をするハメになるのですから、わざわざ好き好んで遅延してくれなんて思う人間は少数でしょう。

社員に責任のない遅刻を自己責任だとして給料を減らすのは、従業員の事を全く思いやっていないブラック企業だと言えます。

これが理由の一つです。


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遅延を見越して早く出るのは不可能

よく、「電車が遅延する事を見越して早めに家を出るのは社会人として当然」なんて滅茶苦茶なことを言う人間がいますが、こんなのは不可能です。

もしこの理屈がまかり通るなら、大事故や想像もできない自然災害などで半日以上も電車が止まることを見越して、連日会社に泊まることになります。そんなことは絶対に不可能です。

また、そうでなくても数分から数十分の遅延を見越して毎日毎日早く家を出ていたら、年間数十時間以上も無駄にすることになります。

そんな理不尽を押し付けてくるような会社は間違いなくブラック企業なので、さっさと辞めたほうがいいと言えます。


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会社は終業時間を守らない

逆に会社側は終業時間をしっかり守って定時で社員を帰宅させているのでしょうか?ほとんどの場合はNOでしょう。

それも、仕事が終わっているのに付き合いで残業をさせたり、残業しているのにその分の賃金を払っていないケースもあります。

従業員が電車遅延という仕方の無い不可抗力で遅刻してもそれを認めない一方、会社側はしょうもない理由で終業時間を守りません。

これは理不尽といって差し支えないでしょう。

この様な会社はすぐにでも辞めたほうがいいブラック企業です。


最後に

今回は、電車遅延が理由での遅刻を認めないような会社はすぐに辞めたほうがいいブラック企業である理由を解説しました。

社員に責任のない遅刻でも減給をするのは、法律上認められているとはいえ、社員の事を思いやっていないと言えます。

また、遅延する事を見越して家を早く出ろなんてことは不可能ですし、そんなことを言い出したらきりがありません。

この様な会社は他にも様々な場面で理不尽なことを言ってくる可能性があります。

長く勤めるだけ精神的に辛くなるので早めに退職することをお勧めします

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。