精神論や根性論で仕事をする上司は使えない理由

精神論や根性論で仕事をする上司は使えない理由

公開日 2022年2月7日 最終更新日 2022年8月27日

仕事で部下に対し「根性でノルマを達成しろ」「やる気が足りないからうまくいかないんだ」というような根性論や精神論を押し付ける上司が存在します。

確かに努力は大切な事ですし、何でもかんでもすぐ諦めるのはよくありません。

しかし、だからといって気合や精神力だけで何でも上手くいく訳ではありませんし、それができたら苦労しません。

ここでは部下に根性論や精神論を押し付けるような指示しか出さない上司が、使えない人間である理由を解説します。





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精神論や根性論を重視する上司は使えない理由

そもそもやる気や努力、気合だけで何でもうまくいったり不可能な事を可能にすることはできません。

ただ闇雲に仕事をするのではなく、時にはじっくり調査や分析をするなど頭を使うことが大切です。

精神論や根性論だけで仕事をしようとしたり、それを重視した指示を部下に出すような上司が使えない人間である理由を見ていきましょう。


関連記事:上司に使えないと言われても気にしなくていい理由

努力しても無理なものは無理

まず、いくら努力をしたり気合を入れたところで絶対に不可能な事はあります。

例えば、いくら全力を出したところで100mを2秒で走ることは人間には不可能です。

これは極端な例ですが、実際に仕事で似たような場面に遭遇することはあります。

どう考えても達成不可能なノルマを課されたり、物理的に絶対に間に合わないような納期を気合で何とかしろといった指示を出されるケースが色々な職場で発生します。

いくらどう頑張ったとしても無理なものは無理です。これが、精神論や根性論で仕事をする人間が使えない理由の一つです。


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解決策を考えるのが仕事

仕事でトラブルが起きたり、目標達成が困難な場合、それをどうやって解決するのか考えるのが上司というポジションで働く人間の仕事です。

それをせず、「とにかく気合や根性で何とかしろ」といった指示を出すようであれば、自分の仕事を放棄しているといえます。

そんなのはただの思考停止であって、部下に丸投げしているだけです。

上司としての責任が果たせておらず、会社に不要な人間だと言えます。

これも、精神論ばかり唱える上司が使えない理由の一つです。



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ただのパワハラである

大抵の場合、根性論で指示を出すような人間は、自分の思ったような成果が出なかったりノルマを達成出来ないと、部下を激しく叱りつけます。

時には人格否定のようなことまでする人間もいます。

「目標を達成できないのは根性が足りていないんじゃないか!?」「努力が足りないから結果がついてこないんだ」

この様に部下を罵倒するのはただのパワハラです。

これは教育でも何でもありません。


部下の自信を失わせる

上記のように、仕事がうまくこなせないのは努力が足りないといった叱り方をすると、部下の自信を失わせることになります。

理不尽な命令をされているのに「自分が頑張っていないからだ」「自分は努力できないダメな人間だ」といった思考になります。

そうなると、常にマイナス思考になりますし、今まで以上にミスが増え、最終的には精神的な病気になってしまうかもしれません。

行き過ぎた精神論や根性論を押し付けると、部下の自信喪失に繋がります。

これが、この手の上司が使えない人間である理由です。


最後に

今回は、根性論や精神論ばかり押し付けて仕事をする上司が使えない人間である理由を解説しました。

実際、このタイプの上司の下で仕事をすると非常にやりづらく、逆に成果が出なくなります。

また、具体的な指示を出さず「気合で何とかしろ」なんて命令は誰でも簡単にできます。

その人間が上司という立場にいる理由がありません。

この手の人間の下につくことになったら早めに異動するか転職する事をおすすめします。 


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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。


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