パワハラは我慢しても解決しない!自分で行動すべき理由
「達成不可能なノルマを課せられる」「毎日大声で罵倒される」「仕事が出来ないと決め付けられ評価を不当に下げられる」この様なパワハラが発生している職場は結構多く、この被害にあっている方もいるでしょう。
毎日仕事に行くのが辛いと思いながらも、何とか耐えて通勤しつつ漠然と「状況が変わらないかなぁ…」と考えているかもしれません。
しかし、ただ我慢しているだけでは一向に解決せず、むしろ状況が悪化していきます。
今回は、パワハラを受けている状況で我慢しても絶対に解決せず、自分で行動するべきである理由を解説します。
我慢せず自分で行動するべき理由
パワハラを受けて辛い状況で、ただ我慢し続けるのは時間と精神力の無駄です。
余程幸運が重ならない限り、偶然解決するなんて事はありません。
自分で解決するよう動くことが重要です。
ここではその理由を解説します。
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待っていても誰も解決してくれない
理不尽な扱いを受けたり、無駄に怒鳴られたりしている状況で、それが無くなるのを待っていても誰も解決してくれません。
同僚は同僚で自分の仕事を抱えていますし、わざわざ面倒毎に首を突っ込もうとは思いません。
また、相談窓口があったとしても、その担当者は余計な仕事を増やしたいとは考えないので、事実を知っていても本人から相談が無い限り自主的には動こうとはしないでしょう。
この様に、「誰かが助けてくれる」なんて希望を抱いていても、それは叶いません。
自分自身で解決するよう動かなければ状況は良くならないと考えられます。これが理由の一つです。
運が良くないと自然に解決しない
余程運が良い場合でない限り、自然と解決することはありません。
パワハラをする上司や先輩が退職したり、自分や加害者がたまたま部署異動なんてことがあれば解決するかもしれませんが、これは余りにも運の要素が強すぎます。
また、中小零細企業の場合はそもそも部署異動なんてものは無いケースも多く、また仮に異動があっても同じフロアにいることもありえるので、尚更解決しません。
どんどん状況が悪化する
大人しくパワハラを我慢していると、時間が経つにつれどんどん状況が悪化していきます。
パワハラをしている本人が、被害者は何を言われても無抵抗だと認識するとさらにエスカレートしていきます。
また、その状況で耐え続けるとメンタルがやられ精神的な病気になってしまうこともあり得ます。
そうなると、仮に退職しても治るのには時間がかかる可能性もありますし、そうなると転職も困難になります。
これも、大人しく我慢せず解決するよう自分で行動するべき理由の一つです。
加害者が無自覚な可能性
加害者が自分の言動がパワハラに当たると認識していない、無自覚な可能性もあります。
この場合、「自分のやっていることはパワハラだ」としっかり認識すれば、言動を改めてくれることもあります。
これに関しても、大人しく我慢し続けていてはいつまで経っても「自分の行為はパワハラに当たる」と気付かせることができません。
逆に、行動に移すことで本人に自覚させることができます。
最後に
今回は、パワハラを受けている場合、我慢し続けても解決せず自分で行動すべきである理由を解説しました。
基本的にかなり運が良くない限り、大人しく耐えていても自然と解決することはありません。
また、耐えれば耐えるほどどんどんエスカレートしていきますし、最悪の場合は病気になってしまうかもしれません。
「誰かが解決してくれるだろう」と考えたところで、わざわざ首を突っ込んで解決してくれる人なんていません。
自分で解決するよう行動に移すことが重要です。