自責思考で仕事をするのはよくない、たまには他責思考になろう

自責思考で仕事をするのはよくない、たまには他責思考になろう

仕事でミスをしたり、思ったような成果が出なかったりした時、ついつい「自分が全て悪い」と自分自身を責めてしまう考え方である「自責思考」。

確かにミスやノルマの未達、納期オーバーなどがあった際、その原因を考えそれが自分にあるなら改善することも大切です。

しかし、それをやりすぎてしまうと様々な面でデメリットが発生し、時には病気にさえなってしまう可能性もあります。

時には自分ではなく他人や周囲に責任があると開き直ることも大切です。

今回は、自責思考で仕事をするのはよくないことであり、たまには他責思考になることも大切である理由を解説します。


自責思考で仕事をするのがよくない理由

何かあった時「自分のせいでうまくいかなかったんだ」「自分は全然仕事ができない人間だ」と自分を過度に責めてしまうのはよくないことです。

自分の落ち度を素直に認め改善することは大切ですが、あくまでその程度に留めておかないと、自分に自信が無くなってしまいますし周囲から必要以上に評価を下げられてしまうこともあります。

ここでは自責思考で仕事をするのがよくない理由を詳しく見ていきましょう。


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どんどん自信が無くなる

必要以上に自分を責め続けると、自分にどんどん自信が無くなってしまいます。

それが悪化していくと、萎縮してしまいミスも増えていきますし、理不尽な扱いを受けても「自分が悪いのだから当たり前だ」なんて考えになってしまいます。

そうなると徐々に精神状態も悪くなってしまいます。

また、どんな仕事であれ自信を持って行うことは非常に重要で、それが成果にも繋がります。

自分に自信が無いとおどおどした挙動になってしまい、思ったような成果も出なくなっていきます。

これが自責思考を止めた方がいい理由の一つです。


気分が落ち込み仕事が嫌になる

ミスをした時に自分を必要以上に責め続けると、ミスをすること自体を過度に恐れるようになってしまいます。

結果としてどんどん気分が落ち込み続け、仕事をするのが嫌になってしまいます。

そうなってしまうと、朝会社に行くのが嫌になったり怖くなり、帰宅後や休日も仕事のことが頭から離れず常に憂鬱な気分になります。

それが続くと仕事を辞めてしまいたいとさえ考える事になります。

そうなるよりは、「ミスがあったのは同僚の確認不足」「上司が仕事を押し付けすぎたせいだ」というように他責思考に切り替えるほうがいいと言えます。


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自信が無いことに漬け込まれパワハラをされる

「こいつはいつもおどおどしているな」「何か言っても自分を責めて言い返してこない」こんな印象を上司や先輩に持たれると、それに漬け込まれてパワハラをされてしまう可能性もあります。

時には自分が全然悪くないことまで自分のせいにされて、理不尽に評価を下げられてしまうこともあります。

自責思考で仕事をしてしまうとこんなことも有り得ます。

それよりは、自分が悪くないことまで自分のせいにせず、他人に責任があるならはっきりそれを伝えることも大切です。


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たまには他責思考になろう

自責思考で仕事をすることはよくないことであり、それをやってしまうと様々なデメリットがあることを解説しました。

こうならないように、たまには他責思考になることも重要です。

仮に自分が原因でミスをしたり成果が出なかったとしても、それが100%自分のせいだとは限りません。

確認不足や指示不足など、少なからず上司や先輩にも責任があります。

「自分のせいではない」と開き直り他責思考になる事は時には必要になります。

ただし、それを口にすると人間関係が悪化してしまうので、あくまで自分の頭の中で考えておくだけにしましょう。


最後に

今回は、自責思考で仕事をするのはよくないことであり、たまには他責思考になるべきである理由を解説しました。

確かに自分の非はしっかり認め、改善していくとこは大切です。

しかし、それを過度に行い「全て自分が悪い」と考えてしまうのはNGです。

そうすると自信がどんどん無くなりますし、それに漬け込む人間も出てきます。

時には自分ではなく、他人が悪いと開き直る他責思考になることをお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。