「自分はいいけど他人はダメ」なんて上司は仕事が出来ない人間だ
公開日 2022年5月22日 最終更新日 2022年8月27日
「人に厳しく自分に甘い」こんな人間は世の中に大勢います。
それが自分とは関わりのない人間だったり、プライベートの友人であれば避けるだけでいいですが、会社関係の人間だとそうはいきません。
特に上司に当たる人間がこのタイプだと最悪です。
こんな人間は、周囲に対して非常に悪い影響をもたらす為、会社にとって不要な存在であり居てもマイナスにしかなりません。
今回は、「自分はいいけど他人はダメ」なんていう卑怯で器の小さい上司は仕事ができない人間である理由を解説します。
「自分はいいけど他人はダメ」という上司は仕事が出来ない理由
部下のミスを見つけるとどんな些細な物であっても大騒ぎする癖に、自分のミスは笑って済ませようとする上司に遭遇した経験のある方は多いでしょう。
はっきり言いますが、このタイプの上司は周囲の人間のやる気を削いだり、仕事に一貫性が無かったりと全然仕事が出来ない人間です。
こんな上司から「お前は仕事が出来ない奴だな」なんて言われるかもしれませんが、多くの場合それは上司のせいであり自分のせいではありません。
それでは「自分はいいけど他人はダメ」なんて上司は仕事が出来ない理由を見ていきましょう。
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周囲のやる気を削ぐ
「こんなミスをしてお前は本当にダメな奴だな」「こんな間違いをするなんてお前は何年目だ!?」と怒鳴り込む癖に、自分の失敗は「これくらいいいだろ」なんて笑って済ます人間が上司ではやる気が無くなっていくのも当然です。
本来は優秀でやる気もあった部下が仕事をしなくなる、適当になるのは会社にとって大きな損害です。
そんな悪影響を与える上司は会社にいてもマイナスにしかなりません。
これが理由の一つです。
プライドだけ高く感情的
この手の上司に共通しているのは「プライドが高く感情的に動く人間」である事です。
自分の失敗は絶対に認めませんし、逆に他人の失敗には敏感で必要以上に責め立てます。
これは、「他人に舐められたくない」「見下されるのは絶対に嫌だ」という心理があります。
また、自分の感情を抑えられず周囲に当たり散らすこともするでしょう。
これでは仕事が出来る出来ないの前に、人間的に幼稚だとも言えます。
一貫性が無く仕事が不安定
「自分はいいけど他人はダメ」などという考えの人間は、色々な物事に対しての判断基準が曖昧で常に自分の都合の良いように変化します。
つまり、一貫性が無く不安定な人間です。
それは仕事にも大きく影響します。
「上司がこう判断したからそれが正しい」と思って自分が同じことをすると否定されたりするので、仕事がぶれぶれになってしまいます。
それが一人二人ではなくその上司の部下全員に起こると職場が滅茶苦茶になります。
この様に周囲の人間を混乱させるのも、人に厳しく自分に甘いなんて人間は仕事が出来ない理由の一つです。
優秀な人間は自分に厳しい
本当に仕事ができる優秀な人間は、自分に厳しいことが多いです。
自分の失敗は素直に認め次に活かそうとしますし、他人の失敗は責めるだけではなく改善しようとします。
そうすることで自分や部下の能力も高くなり、将来的により大きな成果が見込めます。
自分にだけ甘い上司とは正反対の人間だと言えます。
最後に
今回は、「自分はいいけど他人はダメ」という自分にだけ甘い上司は、仕事が出来ない人間である理由を解説しました。
こんな人間が部下の管理をしても、やる気を削いだり本来の能力を発揮させることが出来ません。
また、仕事の判断基準が曖昧なため、一貫性が無く大勢の人間を混乱させることにも繋がります。
もしこういったタイプの上司の下に配属されたら、出来るだけ早く異動できるように頑張るか、それが不可能なら退職も視野に入れることをお勧めします。