「任せる」と「丸投げ」は全然違う!後者を行うのはダメ上司だ

「任せる」と「丸投げ」は全然違う!後者を行うのはダメ上司だ

公開日 2022年5月20日 最終更新日 2022年8月27日

「この仕事はお前に頼んだ」「これは君の判断で進めて」この様に、上司から仕事を頼まれることはよくあります。

しかし、上司からの依頼は「任される」と「丸投げされる」の2種類に分かれます。

前者は自分の実力を評価され、さらに成長していくためにも重要なことです。

逆に後者は、自分にとってデメリットしかなく、場合によっては強いストレスがかかります。

部下に仕事を「任せる」ことが出来る上司は非常に優秀ですが、「丸投げする」ことしかできない上司は能力不足や怠慢だと言えます。

今回は、仕事において「任せる」と「丸投げ」の違いは何か?後者を行うのはダメ上司である理由を解説します。





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「任せる」と「丸投げ」の違い

仕事を部下に任せることと丸投げすることは全然違います。

前者は、仕事の目的や着地点を明確に説明した上で、裁量を渡して自由に進めさせることです。

また、最終的な責任の所在は仕事を振った上司にあります。

後者は、目的や最終的に求める結果などを曖昧にしたまま「いいからやっておけ」と言ったように押し付ける行為です。

そんな状態で仕事を進める為、ある程度終わりが見えてきた段階で「やっぱり違う」「これじゃダメだから作り直せ」といったように修正する工程が発生するのも特徴です。


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丸投げするのはダメ上司である理由

仕事を部下に任せることが出来る上司と違い、ただ丸投げするような人間はダメ上司です。

ほとんどの場合、仕事をすることを面倒がって部下に押し付け、勝手に成果が上がってくることを期待しています。

また、任せると言っている癖に実質的に丸投げしている状況になるのもよくあるケースです。

それでは丸投げするのはダメ上司である理由を詳しく見ていきましょう。


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面倒事を避けて成果だけ欲しいと思っている

本来、部下の力量を把握した上で適切に仕事を振るのが上司の役割です。

しかし、ダメ上司はそれを面倒がってとにかくやらなければいけない仕事を適当に部下に丸投げします。

部下は自分の能力に合わない仕事を割り振られたり、最終的な目的を周知しない為、方向性も滅茶苦茶になります。

そうなると何度も何度も手直しが必要になり無駄な残業も発生します。

しかし、その責任は部下の能力不足であって自分は悪くないと開き直る人間も存在します。

たまたまうまくいけば自分のおかげ、失敗したら部下のせいと最悪な上司だと言えます。


任せると言っておきながら丸投げになってる

これはかなり多いパターンですが、仕事を任せると言っておきながら実際は中途半端な丸投げになっているケースです。

先にも書きましたが、「任せる」とは裁量まで部下に委ねることです。

しかし、任せると言って部下に仕事を振っているのにも関わらず、あれこれ口を出し最終的にはほぼ自分が完成させます。

そうなると部下としては非常に煩わしく感じますし、「だったら最初から自分でやれよ」とも思うでしょう。

結果として、成長するどころかモチベーションを奪ってしまうだけになります。

これも任せることが出来ず中途半端な丸投げをするのはダメ上司である理由です。


最後に

今回は、部下に仕事を任せる事と丸投げすることは全然違い、後者を行うのはダメ上司である理由を解説しました。

部下に仕事を任せる事は大変な事ですが、それをすることによって成長するきっかけになります。

しかし、現実は丸投げすることで面倒事や自分の責任を回避し、成果だけ手に入れようとする人間が多数存在します。

また、任せると言っておきながら実際はあれこれ口を出してモチベーションを下げるようなケースも多いです。

しっかりと部下に仕事を任せる事が出来るかどうかは上司の力量次第です。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。