机を叩いたり物に当たるパワハラ上司との対話は不可能である理由

机を叩いたり物に当たるパワハラ上司との対話は不可能である理由

部下に対し肉体的、精神的な苦痛を与える行為である「パワーハラスメント(パワハラ)」。

過度で達成するのが不可能なノルマを課したり、人前でネチネチと叱りつけたりとその種類は様々です。

特に分かりやすいものとして「物に当たりながら大声で怒鳴りつける」行為が挙げられます。

このような事をされている本人は勿論、周囲にいる人間に対しても悪影響を与える行為です。

残念ながら、こういったことをする人間と対話することはほぼ不可能であり、遭遇したらどうにかして物理的に離れる必要があります。

今回は、机をたたいたり物に当たるようなパワハラ上司との対話が不可能である理由を解説します。


物に当たるパワハラ上司との対話が不可能な理由

「机をバンバン叩く」「持っているものを投げつける」「備品を壊す」このような事をする人間と、冷静に対話することは不可能です。

理由としては「感情をコントロールすることができない人間であること」や「言語化能力が無いこと」などが挙げられます。

ここではその理由を具体的に解説します。


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感情をコントロールできない人間である

机を叩いたり物に当たるような人間は、自身の感情を全くコントロールできていません。

イライラが収まらず、どうにかそれを発散させるために物に当たっていると考えられます。

まともな人間であれば、例え腹が立っていたとしてもそれを表に出すようなことはしませんし、まして人が見ている前で物に当たるなんて事はあり得ません。

そんな常識では考えられないようなことをする人間と、冷静な話し合いをするのは到底不可能です。

これが理由の一つです。


言語化能力が低すぎる

この様な事をする人間は、自分の考えている事、伝えたいことを相手に伝える力である「言語化能力」が低すぎることが多いです。

言いたいことが言えない、何と言っていいか分からない、指摘したいけど正しい言葉が出てこない、これがイライラに繋がり、机を叩いたり物に当たるようなパワハラをします。

そもそもコミュニケーション能力が無いとも言えます。

そんな人間と対話しようとしても、怒鳴りながら机をバンバン叩かれるのが落ちです。


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悪いと思っていない

初めから自分の行っていることが悪いと思っていないことも、話し合いが不可能な理由の一つです。

自分が若い頃に上司が同じような事をしているのを見て育って来たり、長年自分自身が物に当たり続けたため、それが当たり前になっているなんてケースがあります。

物に当たりながら部下を怒鳴りつける行為がおかしい、悪い事だとは一切思っていない為、それがパワハラになるという認識もありません。

そんなコンプライアンス意識が低いような人間と話し合っても時間の無駄であると言えます。


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最後に

今回は、机を叩いたり物に当たるようなパワハラ上司との対話が不可能である理由を解説しました。

自分の感情を全くコントロールできないような人間に何を言っても無駄です。

冷静に話し合おうにも、相手の言語化能力が低い場合、まともな話し合いになりません。

また、そんな人間は周囲への悪影響も非常に大きい上、陰湿なパワハラとは違い露見しやすいです。

にもかかわらず、それを止めさせたり咎めるようなことを更に上の上司や会社が行っていないなら、ある意味その行為を容認しているとも言えます。

そんな環境で長年働き続けるのはかなり辛く大変な思いをするでしょう。

出来るだけ早く転職などの手段で離れる事をお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。