「20代若手が活躍中!」という求人はブラック企業の可能性がある理由

「20代若手が活躍中!」という求人はブラック企業の可能性がある理由

20代!若手が活躍中!」といったフレーズを多用している求人を目にしたことはないでしょうか?

このフレーズを求人に使う会社の中には、所謂ブラック企業と呼ばれるような悪質な会社が存在します。

「同年代が多くて馴染みやすそう」「この会社なら自分も活躍できるかも」と安易に考えて応募するのはとても危険であり、間違って入社してしまうと大変な事になりかねないので注意する必要があります。

今回は、「20代若手が活躍中!」といったフレーズを多用している求人を出す会社はブラック企業の可能性がある理由について解説します。


「若手活躍中!」がブラック企業の可能性がある理由

ただ単に、若い人間を採用したいがためにこうやってアピールしている会社なら特に問題はありません。

そうではなく、会社にとって不都合な点を誤魔化す為に「若手が活躍中」とアピールするような会社はブラック企業です。

ここでは、その理由を具体的に解説します。


関連記事:ブラック企業の求人にありがちなフレーズ解説




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人がすぐに辞める、定着率が低い会社

「20代若手が活躍中!」というフレーズを使っているような企業の中には、20代が活躍しているというよりは、「20代以外の社員がほとんどいない」といった会社があります。

労働環境が悪いことが原因で、人がすぐに辞めてしまうため、勤続年数がある程度長い中間層の社員が全くいない会社がそれに当たります。

そんな会社は、定着率が低いのを誤魔化すために「若手活躍中」などといった求人を出します。

面接で勤続年数が長い30代、40代の社員がどれくらい在籍しているのか確認し、ほとんどいないようであれば入社しても長続きしないブラック企業の可能性が高いので辞退した方がいいです。


名ばかり管理職にされる

「若手が活躍」という求人を出す企業の中には、入社して少し経つと勝手に管理職にされる可能性があります。

そうする事で過度な責任を押し付けたり、残業代の支払いを免れようといった魂胆があります。

実際は、1人も部下がいない上に何の裁量も無い「名ばかり管理職」にされているだけなのに、「若手でも活躍できる」「すぐに管理職になれる」とアピールして若い人間を釣ろうとしているケースがあるので注意しましょう。


関連記事:ブラック企業の名ばかり管理職に要注意!基準と具体例を解説

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すぐに成果を求められる環境・社風

このような求人を出すブラック企業は「20代の若手が活躍中」ではなく、「活躍せざるを得ない環境」であることが非常に多いです。

最初から即戦力になることを求められ、すぐに成果を出さないと激しく詰められるような社風の会社であると考えられます。

また、成果を出せない人間は自主的に退職するよう追い込まれます。

結果として「活躍できた人間」だけが残るので「20代若手が活躍中」という求人に繋がります。


関連記事:新卒や未経験者に即戦力を求める会社はブラック企業だ!

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「若手だから」と理不尽な扱いをされる可能性がある

この手の会社は、20代の若手社員と50代以上の管理職ばかりの会社である可能性があります。

もしそうであれば、「若手だから」と理不尽な扱いをされることが十分に考えられます。

面倒な雑用を押し付けられたり、若手社員だけ無茶な働き方を要求されるかもしれません。

何にせよ、あまりにも年齢層の偏りが大きい会社は、若い方の人間の苦労が多くなるので極力入らない方がいいと言えます。


最後に

今回は、「20代若手が活躍中!」という求人を出す会社がブラック企業の可能性がある理由を解説しました。

勿論、このフレーズを使う会社の中にはまともな会社も多く存在します。

しかし、会社にとって都合の悪い事を誤魔化す為にこのフレーズを使っているブラック企業があるのも事実です。

もし、このような会社に応募するのであれば、面接で「勤続年数が長い社員がどれだけいるか」「すぐに結果を求められる社風かどうか」などを確認し、やばいと思ったら辞退することをお勧めします。


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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。


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