新卒がGW明けに仕事を辞めるのはとても危険、あと少しだけ耐えるべき理由

新卒がGW明けに仕事を辞めるのはとても危険、あと少しだけ耐えるべき理由

新卒で4月に入社したものの、ゴールデンウィークの終わりが近づくにつれ、「このまま仕事を辞めてしまいたい」と感じる人は大勢います。

慣れない新社会人生活でストレスが溜まっている中、長期連休で仕事から解放されたらそのまま辞めてしまいたいと思うのは普通の事です。

とは言え、そこで安易に会社を辞めてしまうのは非常に危険です。

明らかなブラック企業に勤めていたり、パワハラを受けているといった場合は別ですが、そうでないなら「仕事に行きたくない」と感じても、もう少しだけ耐えてみる事をお勧めします。

今回は、新卒がGW明けに仕事を辞めるのはとても危険であり、あと少しだけ耐えてみた方がいい理由を解説します。


新卒がGW明けに辞めるのは危険、あと少し耐えた方がいい理由

GWが終わりに近づくと、「もう会社に行きたくない」「仕事を辞めてしまいたい」と感じるかもしれませんが、勢いで退職するのはとても危険です。

友人や同僚がこのタイミングで辞める場合もありますが、それで「自分も…」と流されてはいけません。

ここで辞めるのが危険であり、もう少し耐えるべき理由としては「転職がとても困難」「ちょっと我慢すれば夏季休暇や有休がある」などが挙げられます。

それでは、詳しく解説します。


関連記事:ゴールデンウィーク明けに仕事を辞めたくなった時の対処法




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転職がとても困難になる

まず、4月に新卒で会社に入社し、GW明けに辞めてしまうと転職がとても困難になります。

「3年は続けろはもう古い」「今は転職が当たり前の時代」などと言われたりしますが、それは時と場合によります。

いくら「3年は続けろはもう古い」と言っても、1ヶ月そこそこで前の会社を辞めた人間を積極的に採用する会社はそこまで多くありません。

企業側は人を採用するのに少なからず費用をかけています。

1ヶ月で辞めた人間はどうしても「採用してもすぐに辞めるんじゃないか?」といった目で見られてしまいます。

すぐに辞められてしまうと採用にかけた費用が無駄になってしまうので、「だったら最初から不採用にしよう」と考えられてしまう可能性が高いです。

このように、転職が困難になるのがGW明けに辞めるのが危険な理由の一つです。


ブラック企業に引っかかる可能性がある

前述のとおり、新卒の人間が1ヶ月程度で会社を辞めてしまうと転職が困難になります。

そんな状況に陥っている人間を狙っているのが、所謂ブラック企業です。

ブラック企業はとにかく人数さえ集まれば良いと考えている為、他社から不採用にされて落ち込んでいる人間に優しい言葉をかけ、自社に入社させようとします。

万が一ブラック企業に引っかかり、その会社もすぐに辞めてしまうとますます転職が困難になるという負のスパイラルに陥ります。

これも、GW明けに仕事を辞めるのがとても危険であり、もう少し耐えた方がいい理由の一つです。


関連記事:第二新卒をブラック企業が積極的に採用する理由と思惑

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もう少し耐えれば夏季休暇や有休を貰える

GWが終わってしまうと絶望的な気持ちになるかもしれませんが、夏季休暇がある会社ならあと数か月だけ耐えればまた長期休暇がやってきます。

更に、その数か月後には有給休暇が付与されます。

このように、もう少しだけ耐える事ができればどんどん休暇がやってくる形になります。

ですので、その美味しい状況になる前であるGW明けに辞めてしまうのは、ある意味一番勿体ないと言えます。


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最後に

今回は、新卒がゴールデンウィーク明けに仕事を辞めるのはとても危険であり、あと少しだけ耐えた方がいい理由を解説しました。

そのタイミングで辞めてしまうと、転職がかなり困難になってしまいます。

辞めるにしても、職歴を半年、できれば1年は作った方がいいです。

また、もうちょっとだけ耐える事ができれば、夏季休暇等の長期休暇はまた来ますし、有休も付与されます。

新卒で入った会社をGW明けに辞めたくなる気持ちはとても分かりますが、安易に辞めてしまわない方が良いと言えます。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。