ブラック企業の洗脳の手口解説!悪質な会社に騙されるな!

ブラック企業の洗脳の手口解説!悪質な会社に騙されるな!

ブラック企業は、会社の利益を増やす為に社員に低賃金で過酷な働き方をさせようとします。

しかし、ただ低賃金で辛い仕事をさせようとしても、まともな人間なら「おかしい」と感じて退職するでしょう。

それを防ぐために、ブラック企業は社員に対し様々な洗脳を行い、自分の置かれている状況が「おかしい」と感じさせないようにします。

特に新卒の方や第二新卒の方がターゲットになりやすいので、変な会社に騙されないよう注意しましょう。

今回は、ブラック企業の洗脳の手口を解説します。


ブラック企業が行う洗脳の手口解説

ブラック企業は様々な手口で従業員を洗脳し、安い給料で無茶な働き方をさせようとします。

そんなブラック企業が行う洗脳の手口としては「同調圧力を効かせる」「過剰に不安を煽る」などが挙げられます。

それでは具体的な手口を見ていきましょう。


関連記事:ブラック企業の洗脳には要注意!過酷な労働は当たり前じゃない!




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同調圧力を効かせる

ブラック企業は、「同調圧力を効かせて無理な働き方をさせる」といったことをよく行います。

「みんな残業して頑張ってるのにお前は帰るのか?」「○○さんはもっと努力しているよ」といった事をターゲットに伝えます。

それを聞かされた人間に「自分だけ楽をするのはダメだ」「みんな頑張ってるんだから自分も頑張らなきゃ…」と罪悪感のようなものを感じさせ、自主的に過酷な働き方をするよう仕向けます。

これが、ブラック企業が行う典型的な洗脳の手口です。


関連記事:「みんな我慢しているんだから」と同調圧力を効かせてくる職場は辞めるべき

どの会社でも過酷な労働が当たり前だと思わせる

「これくらいどこの会社だって普通だよ?」「うちの業界ならこんな働き方が当たり前だ」といったように、どの会社でも過酷な労働が当たり前だと思わせようとするのも、ブラック企業が行う洗脳の手口の一つです。

自分の置かれている状況が「おかしい」と思わないようにするために、このような事を吹き込みます。

労働環境が悪かったり、過酷な働き方をさせられるのはブラック企業だけであり、それが他社でも当たり前な訳ではありません。

ブラック企業の悪質な言葉に騙されないようにしましょう。


関連記事:退職時に言われる「そんなんじゃどこでも通用しない」は嘘

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過剰に不安を煽る

社員に対して、過剰に不安を煽るような言動を取るのもブラック企業の洗脳手口の一つです。

「このままだとクビにするぞ?」「もっと頑張らないとうちには置いておけないよ?」といって不安にさせた上で、無理なノルマを自主的に課すように仕向けます。

また、「うちを辞めたら人生終わりだぞ」といって悲惨な将来を想像させて退職しないように洗脳することもあります。

このように、とにかく過剰に不安を煽るような事ばかりするのがブラック企業です。


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「社会人として当然」というフレーズを多用する

ブラック企業は「社会人として当然」というフレーズを非常に好むため、特に若手社員に対して多用します。

業務後や休日に無理矢理勉強をさせて「社会人ならそれくらい当たり前だぞ」と言ったり、どんな悪天候の日でも「社会人なら遅刻しないのが当たり前」といって休ませるどころか、遅刻すら認めないようなケースが多いです。

その他にも、様々な場面で「社会人として当然」と言い張りますが、多くの場合、ただ理不尽な事を押し付けたり都合の悪い事を誤魔化しているだけなので、騙されないように注意しましょう。 


関連記事:「社会人なんだから」という嫌らしい説教を真に受けてはいけない理由

最後に

今回は、ブラック企業の洗脳の手口を解説しました。

悪質な会社は、あの手この手で労働者を洗脳し、低賃金で無理な働き方をさせようとします。

特に、会社以外の人間との交流が少ない人は、自分が置かれている状況がおかしいと気付きにくいため、ブラック企業に騙されやすいです。

変な会社に騙されて過酷な労働をさせられても損をし続けるだけなので、少しでも会社に違和感を感じたら、会社とは無関係の人に相談してみることをお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。