ホワイト企業の探し方と特徴

ホワイト企業の探し方と特徴

公開日 2021年7月18日 最終更新日 2021年8月21日

就職や転職する上で一番心配なのは「入社先がブラック企業かどうか」です。もしブラック企業だった場合、長時間の残業や過剰なノルマ、パワハラモラハラ等で体調を崩してしまったり、最悪早期退職することになってしまいます。そうなったら職歴に傷が付くだけでなく、当面の生活にも困ることになるかもしれません。ですのでブラック企業に入社してしまわないよう、十分に注意する必要があります。
今回は、ブラックではない、ホワイト企業の探し方と特徴について解説していきます。


ホワイト企業とは

ホワイト企業とはどんな企業なのでしょうか?大抵の方はブラック企業の反対の意味だと考えているでしょう。実際ほぼその通りの意味です。ブラック企業はサービス残業の強要、パワハラ等の各種ハラスメントの横行、労働基準法を無視、達成不可能なノルマや納期などの特徴があります。逆にホワイト企業はそれらがほとんどない企業です。入社するのであればホワイト企業にするのに越したことはありません。


ホワイト企業の特徴

ではホワイト企業にはどんな特徴があるのでしょうか?以下に代表的なホワイト企業の特徴をまとめました。

 ・営業ノルマが無い又は実現可能な範囲である
 ・コンプライアンスがしっかりしており、ハラスメントに対する罰則が機能している
 ・有給取得率が高い
 ・残業がほぼ無い、あっても残業代がしっかり支給される
 ・賞与・昇給・社宅・保養所などの福利厚生が厚い
 ・業績・財務状況が良好
 ・離職率が低く、社員の平均年齢・勤続年数が高い
 ・新人研修だけでなく、管理職に対する研修が充実している
 ・就業規則がしっかり開示されている
 ・ブラック企業とは取引していない
 
以上が、ホワイト企業の特徴になります。一つ注意しなければならないのが、大企業だからと言ってホワイトだとは限らない点です。上場企業でも有名なブラック企業はありますし、逆に中小企業だとしても各種制度が整っており、ホワイトな環境の場合もあります。


ホワイト企業の探し方

ホワイト企業の特徴について解説しました。では実際にどうやって探せばよいのでしょう?ここでは就職・転職活動のときにチェックするべきポイントについて解説します。

関連記事:ブラック企業の見分け方・求人票や面接における注意点

厚生労働省の認定を受けているか

ホワイト企業を探す上で大きな指標になるのが、「厚生労働省の認定を受けているか」です。ユースエール認定制度やプラチナくるみん認定制度、など厚生労働省の認定制度は数多くあります。
これは一定の要件を満たした企業を厚生労働省が認定するという制度であり、その要件は非常に厳しく、ブラック企業ではとても認定を受けることができません。
いくつかの制度で認定を受けている企業はホワイト企業である可能性が高いです。


離職率・有給取得率を確認する

離職率が低かったり、有給取得率が高いのは企業にとって求職者への大きなアピールポイントになります。そういった企業は求人票でそれを強くアピールしているので見てみましょう。
また、面接の時に聞いてみるのも有効です。ブラック企業の場合はそもそもそれらを把握していないケースが多いです。離職率・有給取得率を聞いてすぐに答えが出てこなかったらブラックである可能性があります。


決算資料を見る

先にも書きましたが、ホワイト企業の特徴として業績や財務状況が良好なことが挙げられます。上場企業に限られますが、決算資料が公開されているのでそれらの情報を元に判断してみましょう。


OB訪問・職場見学をする

可能であれば、新卒ならOB訪問、中途なら職場見学をさせてもらいましょう。そうすることで職場の雰囲気が分かります。ブラック企業はブラック特有の雰囲気というか、常にピリピリしていたり、怒鳴り声などが聞こえてくることもあるでしょう。そういったことが無いか出来るだけ入社前にOB訪問・職場見学をすることをお勧めします。

ただし、断られることは普通にあります。今はどの会社もセキュリティが厳しく、社員でもない応募者を職場に入れられないケースもあります。これは仕方の無いことなので断られたからといってブラック企業という訳ではありません。


インフラ業界の企業を選ぶ

電気やガス、鉄道会社など社会的なインフラを担う企業から就職先を探す方法。基本的にこれらの企業は景気に左右されることが無く、競合との競争も少ないため、ホワイト企業である可能性が高いです。


最後に

今回はホワイト企業の探し方と特徴について解説しました。ホワイト企業を探すのは簡単では無い上に、応募者との競争率も高く入社するのは難しい状況です。だからといってブラック企業に入ってしまうと取り返しのつかないことになる可能性があるので、就職・転職先は妥協せずに根気よく探しましょう。