効率化しても無限に仕事が増えるような職場は辞めるべきブラック企業

効率化しても無限に仕事が増えるような職場は辞めるべきブラック企業

残業を減らしたり生産性を上げる為、社員に仕事の効率化を求める企業は多く存在します。

うまく効率化することができれば、会社や経営者にとっては様々なメリットが発生するでしょう。

しかし、社員にとっては仕事を効率化することが必ずしもプラスになるとは限りません。

仕事を効率化して生産性を上げたにもかかわらず、会社からはろくに評価されず、更には「時間が空いたからこれもやっといて」と無駄に仕事量を増やされて終わる会社も存在します。

今回は、効率化しても無限に仕事が増えるような職場はさっさと辞めるべきブラック企業である理由を解説します。


効率化したら仕事が増える会社はさっさと辞めるべき理由

仕事を効率化することによって、社員にも何かしらのメリットがあるのがまともな会社です。

効率化が評価され、昇給や賞与の査定がプラスになったり、そうでなくても労働時間が短くなってプライベートに余裕を持てるようになるなら社員にとっても良いことだと言えます。

しかし、頑張って仕事を効率化したにもかかわらず、上記のようなメリットが何もなく、ただ単に仕事を増やされるような会社はただのブラック企業です。

ここではその理由を詳しく解説します。


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終わりが見えずモチベーションが下がる

まず、いくら仕事を効率化してもその分仕事が増えるような職場では、モチベーションがどん底まで下がることになります。

せっかく頑張って仕事を早く終わらせたのに、「手が空いたならこれもやっておいて」と次から次に仕事が無限に湧いてくるなら、やる気が喪失していくのは当然です。

「永遠に終わりが見えない」という状況は、それだけで大きなストレスの元になります。

これが、効率化しても無限に仕事が増える職場はさっさと辞めるべきブラック企業である理由の一つです。


結局負担が増え続けるだけ

いくら効率的に仕事を終わらせてもその分仕事が増えるような職場では、結局のところ社員の負担が増え続けるだけです。

「100の手間がかかる仕事を50の手間で終わらせたら、次は300の仕事が追加される」といったように、仕事を雪だるま式に増やされるのであれば、いつかは必ず限界が来ます。

仕事を効率化しても社員に一切楽をさせず、限界まで仕事をさせるような会社はろくな会社ではありません。

これも、無限に仕事が増える職場はさっさと辞めるべきである理由の一つです。


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社員にメリットが無い

そもそも、頑張った分だけ余計に仕事が増え続けるような職場で頑張っても、社員にメリットはありません。

頑張りが認められ、それが昇給や賞与に直結するなら別ですが、ただ仕事を増やされるだけなら社員はいくら仕事を効率化させても自分にとって何もプラスにならないどころか、逆に負担が増える分マイナスにさえなります。

また、中には効率化したらそれ以上に仕事を増やされ続け、結果として効率化前よりも残業が増えるなんて滅茶苦茶なケースもあります。

そんな会社でいくら頑張っても何も得をしません。


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最後に

今回は、効率化しても無限に仕事が増えるような職場は、さっさと辞めるべきブラック企業である理由を解説しました。

効率化する事によって企業側にメリットがあるなら、何かしらの形で社員にも還元するべきです。

そういったことを一切せず、ただ「時間が空いた分仕事を増やす」なんて会社は、社員の事を何も考えていないブラック企業です。

そのような職場で働き続けても無限に酷使されるだけなので、タイミングを見て脱出することをお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。