「新人なんだから朝一番早く出社しろ」と言われる職場は辞めるべきブラック企業

「新人なんだから朝一番早く出社しろ」と言われる職場は辞めるべきブラック企業

「新人なんだから誰よりも早く出社しろ」「一番早く来て掃除をするのが当たり前」一昔前はこのような事を強要する企業が多数存在しました。

今は大分減りましたが、それでもまだこの価値観が残っている会社があります。

はっきり言いますが、今の時代にこの様な事が当たり前だと言われるような職場からは出来るだけ早く脱出した方がいいです。

今回は、「新人なんだから朝一番早く出社しろ」と言われる会社は辞めるべきブラック企業である理由について解説します。


「新人は一番早く出社しろ」←これが辞めるべきブラック企業である理由

新入社員に対して無駄に早く出社することを強要するような会社はブラック企業です。

突発的なトラブルなど、どうしても早く出社しなければならない明確な理由があるなら別ですが、そうではなく、ただ「新入社員だから」というだけで一番早く来いなんて会社はろくな会社ではありません。

理由としては「無駄な精神論が蔓延っている」「コンプライアンス無視が当たり前の社風」などが挙げられます。

ここではその理由を具体的に解説します。


関連記事:新人に「先輩より先に帰るな」と残業させる上司や先輩が害悪である理由




スポンサーリンク


無駄な精神論が蔓延っている

まず、「新人なんだから朝は誰よりも早く出社しろ」という命令は、ただの無駄な精神論であり、パワハラです。

そのような職場では、「新人は苦労するべき」「一番早く来て最後まで残るのは新人なら当たり前」などというろくでもない価値観が蔓延している可能性があります。

昔ならそれが当然といった風潮がありましたが今の時代は違います。

いつまでも古い価値観が残り続けており、改善しないのがこのような会社がブラック企業である理由の一つです。


サービス早出の強要をしている

ただ「新人なんだから朝一番早く出社しろ」と言うだけでも問題ですが、それに加えて「上司や先輩の机を拭いておけ」とか「ミーティングの準備をしろ」などといったように、「早く来る」だけでなく「早く来て仕事をしろ」と強要するならさらに大きな問題です。

それに給料が発生しているならいいですが、そうでないならサービス早出を無理矢理させていることになります。

そもそも、新人に無駄に早く来ることを要求する会社が、その分多く給料を払っているとは思えません。

これも、「新人は一番早く出社しろ」と言われる職場は辞めるべきブラック企業である理由の一つです。


お知らせ

この度、Amazon Kindleにて電子書籍「若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター」を出版しました。
本書では、自分の立場を利用し、若手社員を虐げる「老害上司」に焦点を当て、その特徴と生態を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター

コンプライアンスを軽視する社風である

コンプライアンスに厳しい昨今、まともな会社ならサービス残業や早出に対して目を光らせています。

定時後無駄に会社に残っていたり、朝必要以上に早く出社するなんてことをすると指導されることになります。

これが今の時代のまともな会社です。

それとは真逆に「新人なんだから早く出社しろ」などという価値観が残っている会社は、コンプライアンスを軽視していると言えます。

そんな会社では、他の部分でも理不尽な事やパワハラが蔓延しているとも考えられます。

これも、新人に朝早く出社するよう強要する会社が辞めるべきブラック企業である理由です。


電子書籍を出版しました!
この度、Kindleにて電子書籍を出版しました。

日々、理不尽なパワハラ上司から叱られ続け、「自分はダメな人間なんだ…」と自分を責めてしまっている方に向けた書籍であり、「悪いのは自分ではなく上司の方だ」と認識出来るような内容になっています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る

最後に

今回は、「新人なんだから朝一番早く出社しろ」と言われる職場は辞めるべきブラック企業である理由を解説しました。

この様な会社は、昔の古い価値観が残り続けているため、コンプライアンスを軽視したりパワハラが蔓延している可能性が高いです。

出社時間だけでなく、様々な面で理不尽な事をされるかもしれません。

労働環境を改善しようという風潮がある現在でも、昔の悪い常識が残り続けているなら、この先も改善することは見込めません。

そんな会社からは早めに脱出することをお勧めします。

お知らせ

Amazon Kindleにて電子書籍「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく」を出版しました。
本書では、「うちの会社ってもしかしてブラック企業?」「上司から洗脳されているのかもしれない」と疑問を持っている方に向けて、ブラック企業が行う洗脳の具体例を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。


社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく

スポンサーリンク


この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。