板挟みになる仕事がしんどい、疲れ果てて辞めたいなら我慢せず退職もあり

板挟みになる仕事がしんどい、疲れ果てて辞めたいなら我慢せず退職もあり

色々な立場の人間や組織の板挟みになってしまう仕事は非常に辛いものです。

「上司と部下の両方から面倒な事を言われる中間管理職」、「顧客と上司、他部署の板挟みになる営業職」、「経営層や部署間の調整をする総務」

このように、あちらこちらから面倒な事や無理難題を押し付けられ双方から責められる立場に立たされるととても疲れますし、場合によっては会社を辞めたくなるかもしれません。

そのような状況になった場合、無理に我慢せず退職するのは全然ありです。

今回はその理由について解説します。


板挟みになる仕事がしんどいなら辞めてもいい理由

基本的に、板挟みになる仕事やポジションはとても損な役割です。

上司や部下、顧客や他部署の人間など、「人を板挟みにする側」の人間は自分勝手な事を言い、自分の都合を押し付けて要望を通そうとします。

その間に立って双方が納得する形に物事を落とし込むのはとても疲れますし、「なんで自分だけがこんな面倒な事をしなければならないんだ…」と考えてしまうこともあるでしょう。

そのような状況に陥った場合、根本的な解決をするには役職や部署、担当業務を変更してもらうしかありません。

それが不可能であるなら、無理に我慢せず退職するのは全然ありだと言えます。

ここではその理由を詳しく解説します。


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都合よく利用される一番損な役割である

人の板挟みになる仕事は、ある意味では都合よく利用されている立場だと言えます。

例えば、上司と顧客の板挟みに合っている場合、上司は顧客ではなく自分に逆らえない部下にあーだこーだと文句を言うだけでいいので楽ですし、顧客からしても下手な事を言ってこない一担当者に無茶ぶりをするだけでいいのでとても楽です。

そうやって双方から利用され、負担をかけられる損な役割が板挟みにされる仕事です。

そんな状況ではしんどくて辛い、疲れ果てて辞めたくなるのは当然でしょう。

後述しますが、そのような状況から脱却するには担当業務を変えるほか無く、それが無理なら退職するのは全然ありだと考えられます。


仕事の性質上、異動や降格するしか解決策は無い

人の板挟みにされている状況は、自分の役職や仕事内容を変えなければ改善することが不可能である場合が多いです。

中間管理職である以上、上と下の板挟みに合うのは避けられませんし、営業という仕事で顧客や上司、他部署の板挟みになるのもどうしようもない事です。

その仕事をしている限り、根本的な解決をすることは不可能である為、その状況から抜け出すには降格をしたり部署を異動して仕事内容を変更するしかありません。

それが可能なら一番ですが、不可能である場合は退職して自分で環境を変えるのは全然ありな選択だと言えます。


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うまく回し続けるのは不可能、いつかは限界が来る

上司や部下、顧客や他部署の人間など、様々な人から板挟みに合う仕事を永遠にうまく回し続けるのは至難の業です。

仮に一時期うまくいっていたとしても、人事異動などで「板挟みにしている側の担当者」が面倒な人間になったら一気に難易度が上がりますし、全然うまくいかなくなるなんてことも十分にあり得ます。

また、双方から物凄いストレスを与えられる仕事である為、いつかは限界が来て辞めたくなってしまう可能性が高いです。

「しんどい、疲れ果てて限界だ」となってから異動できるように動いたり、転職活動を始めるのはとても大変です。

そうなる前に、少しでも余力があるうちに動くことをお勧めします。


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最後に

今回は、板挟みになる仕事がしんどい、疲れ果てて辞めたいと思うのは当然であり、我慢せず辞めるのは全然ありな選択肢である事について解説しました。

人や組織間の板挟みになって双方から無理難題を押し付けられる仕事はとても辛いものです。

そんな仕事をしていてしんどいと感じたり、「疲れた、もう辞めたい」と考えるのは何もおかしなことではありません。

限界が来て動けなくなる前に、早めに異動や転職活動の準備をすることをお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。