無自覚なパワハラをする上司の特徴!自分が正しいと思っている厄介な存在
世の中には、部下に対して悪質なパワハラをする上司が多く存在し、そのような人間は「パワハラをしている自覚がある人間」と「無自覚にパワハラをしている人間」に分けられます。
前者は、部下を苦しめる為にわざと理不尽な事をしたり、自分のストレス解消に部下を利用したりするような上司です。
それはそれで厄介な存在ですが、それと同じく、後者の「無自覚にパワハラをしている人間」もかなり厄介です。
そのような上司は「自分は正しい事をしている」と思い込んでいるケースが多く、改善させるのは困難であり、可能なら極力距離を取ることをお勧めします。
そこで今回は、無自覚なパワハラをする上司の特徴を解説します。
無自覚なパワハラをする上司の特徴
わざと部下を苦しめる、パワハラをしている自覚がある人間よりも、無自覚にパワハラを繰り返す人間の方がある意味厄介な存在です。
前者は罪悪感や後ろめたさが少なからずある場合が多く、きっかけがあればパワハラを止めて大人しくなることもあります。
逆に後者の場合、自分が正しいと心の底から思い込んでいる為、周囲の人間からパワハラだと指摘されても認めなかったり、頑なに自身の悪質なパワハラを止めようとしないことが多いです。
ここでは、無自覚なパワハラをする上司の特徴を詳しく解説します。
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自分が正しいと心の底から思っている
部下にパワハラをしている自覚が無い人間は、自分の行為や発言が正しいと心の底から思っている場合がほとんどです。
部下を大勢の前で怒鳴りつけておきながら、「あいつを成長させるために必要な事だ」と考えたり、部下を侮辱したり人格否定をしたうえで「これで反骨精神やナニクソ根性が芽生えて必死に頑張るようになるだろう」などといった勝手な期待をします。
このように、明らかに指導とは呼べないような滅茶苦茶なことをしているのにもかかわらず、それが正しい事だと思い込むのが無自覚なパワハラをする上司の特徴です。
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相手の立場に立って物事を考えられない
無自覚なパワハラをする上司は、「相手の立場に立って物事を考えられない」という特徴があります。
「こんな言い方をしたら傷つくかな?」「こんな事をしたら嫌な気持ちにならないかな?」といった、相手の事を考えたり思いやることができず、結果として人を傷つけたり不快にするようなパワハラを平然と行います。
パワハラが当たり前の環境で育ってきた
部下に無自覚にパワハラをする人間は、過去にパワハラをされ続けて育てられたため、それが当たり前になっていることが多いです。
何十年も理不尽な環境で育ってきたので、「パワハラをパワハラだと思わない」、「人格否定や過度な叱責は仕事をする上で当然のこと」などといった価値観が出来上がっています。
ですので、部下にパワハラ行為をしても「それがおかしな事、悪い事」だと自覚できず、また、指摘されても認めない事が多いのでとても厄介だと言えます。
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最後に
今回は、部下に対して無自覚なパワハラをする上司の特徴について解説しました。
多くの場合、自分は正しい事をしていると思い込んでいる為、周囲の人間からパワハラだと指摘されても認めず、逆ギレすることさえあります。
また、相手の立場に立って物事を考えることが出来ない人間である為、人を嫌な気持ちにさせたり、困らせるようなことを平然とするのでとても悪質です。
この手の上司は、余程の事がない限り自身の言動を改めることはしませんし、できません。
変わってくれることを期待するより、自分が離れる方が早くて楽だと言えます。