プライベートより仕事を優先しろと言われる職場はおかしい、すぐ辞めるべき会社
最近は少なくなってはいますが、社員に対して「社会人ならプライベートより仕事を優先するのは当たり前だ!」などと言い、仕事を何よりも優先するのが当然だという価値観が蔓延している会社がまだ存在します。
終身雇用制度を未だに維持していて将来が約束されている場合や、なにかしらの目的があって自分自身で仕事を最優先だと考えている場合なら問題はありません。
そうではなく、社員に何のメリットも無いのに「仕事を優先しろ!」と一方的に要求する会社はただのブラック企業です。
今回は、「プライベートより仕事を優先しろ!」と言われる職場はおかしい、すぐに辞めた方がいい会社である理由を解説します。
プライベートより仕事を優先させる会社がおかしい理由
「休日でも呼び出されたらすぐに出社できるようにしておけ!」「会社の為に急な残業に対応するのは当然だ」といったように、プライベートよりも仕事を優先させる会社でも、終身雇用が保障されている等の見合ったメリットがあるならそこまで問題はありません。
そうではなく、社員側にメリットが何も無いにも関わらず、私生活よりも仕事を優先しろなどと言う会社ははっきり言っておかしな会社ですし、すぐに辞めるべきブラック企業です。
理由としては「ただ社員を洗脳しているだけ」「仕事を優先しても見合った対価が無い」などが挙げられます。
ここではその理由を具体的に解説します。
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社員を洗脳している
「プライベートよりも仕事を優先するのが当たり前」などと言い張る会社は、会社にとって都合の良い価値観を植え付ける洗脳をしていると言えます。
そのような会社は、新人研修などで「社会人なら仕事優先は当然だぞ」「プライベートを優先する奴は仕事のできない奴だ」といった滅茶苦茶な事を新入社員や若手社員に吹き込み、それが当たり前だと思うように誘導します。
結局のところ、会社にとって都合の良い価値観を植え付けて社員をこき使っているだけなので、そんなおかしな職場はさっさと辞めるべきでしょう。
未だに古い価値観が蔓延っていて働きにくい
今の時代、仕事に対する価値観は変わってきており、仕事よりも家族や友人と過ごす時間を大切にしたり、趣味に没頭したりといった生き方をする人が多く存在します。
そんな中、未だに「仕事は何よりも優先するべきものだ」「仕事よりプライベートを優先するのはあり得ない」といった古い価値観が蔓延している会社は、他の面でも前時代的な考え方をしている可能性が高く、働きにくい環境であると言えます。
関連記事:「若い時の苦労は買ってでもせよ」は嘘!絶対に無視すべき
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仕事を優先しても見合った対価が無い
先にも書きましたが、私生活よりも仕事を優先するのに見合った対価があるならまだしも、それが無いケースがとても多いです。
「プライベートより仕事を優先しろ!」といって仕事を最優先させるくせに、昔のように終身雇用で将来が約束されている訳でもなく、出世したところで年収もそこまで増えるわけでもありません。
結局のところ、仕事を優先しても与えられるのは「成長」や「達成感」といったものだけであり、やりがい搾取をされているようなものです。
これが、私生活よりも仕事を優先させる会社がおかしい会社であり、すぐに辞めるべき理由の一つです。
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最後に
今回は、プライベートよりも仕事を優先しろと言われる職場はおかしい職場であり、さっさと辞めるべきである理由を解説しました。
仕事を何よりも優先させる会社であっても、それに見合った明確なメリットがあり、それに納得して働いているなら問題はありません。
そうではなく、何のメリットも無いのに「私生活を犠牲にしてでも仕事を優先しろ!」と要求するのはただのブラック企業です。
そんな職場で我慢しても永遠に搾取されるだけなので、早めに転職することをお勧めします。
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社畜シンド
大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。-
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