忘年会で余興や出し物を強要するのはパワハラ!そんな風習がある会社はやばい
ここ数年で少なくはなっているものの、12月に入り1年の終わりが近づくこの時期に「忘年会」を開催する企業は結構多いです。
そんな忘年会において、新入社員や若手社員を悩ませることの一つに「余興」があります。
昔ほどではないにせよ、新人や若手社員に対して余興や出し物を強要する会社はまだまだ存在します。
はっきり言いますが、「余興をするのは新人の役割だ」と言い、やりたくない人間に無理矢理出し物や余興をやらせるのはパワハラですし、そんな風習を未だに引きずっている会社は時代遅れな会社です。
今回は、忘年会において余興や出し物を強要するのはパワハラであり、そんな会社はろくでもない会社である理由について解説します。
忘年会で余興を強要するのはパワハラ
「社内の人間に顔を覚えてもらうため」「度胸を付けるため」などとそれらしい事を言い、忘年会で新人に無理矢理余興をさせようとする人間がいますが、そんなのはただのパワハラです。
また、「出し物をするのは新人の通過儀礼だ」といった風習が未だに残っていてそれが当たり前になっている会社はさっさと辞めるべきやばい会社だと言えます。
ここでは、その理由を具体的に解説します。
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断る事はほぼ不可能
まず、会社や上司、先輩社員から忘年会で余興をするように言われた場合、それを断るのはほぼ不可能です。
そんな事を要求する人間は、仮に断られたとしても「分かった」と素直に了承することはありません。
「これはみんな通ってきた道だ」と同調圧力を効かせたり、「協調性が無い」「非常識な奴だ」と変なレッテルを貼ったりして、あの手この手で余興をするように強要します。
このように、押し付けられたら断ることが実質不可能であり、やりたくない事を無理矢理やらされた新人は精神的な苦痛を受けるので、忘年会で余興を強要するのはパワハラだと言えます。
精神的な苦痛を伴う
やりたくてやっている人は別ですが、やりたくもないのに余興や出し物をやらされると少なからず精神的なダメージを受けることになります。
大勢の人の前でやりたくもない一発芸等を披露させられるだけでも辛いものですし、中には野次を飛ばしたり笑いものにしようとする人間もいます。
見ている側の人間は楽しいかもしれませんが、そんな事をやらされる新人や若手社員からすると堪ったものではないでしょう。
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準備に時間と労力がかかる
忘年会で余興や出し物をするにしても、それは当日だけの問題ではありません。
余興に使う物の準備をしたり、練習をしたりといったように、当日までに多くの時間や労力がかかります。
そして、多くの場合、定時後や休日など業務時間外にそれらを行う羽目になります。
その分の残業代が支払われているのであればまだいいですが、それが支払われていないなら実質的にサービス残業をさせられているようなものです。
やりたくもない事を無理矢理やらせる上に、その分の給料も払わないのであればそれはパワハラであり、そんな会社はブラック企業だと言えます。
関連記事:仕事の持ち帰りを強要するのは退職するべきブラック企業
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最後に
今回は、忘年会で余興や出し物を強要するのはパワハラであり、そんな風習が未だに残っている会社はやばい会社であることについて解説しました。
完全に「任意」でやっているならいいですが、そんなケースは極稀でしょう。
多くの場合、訳の分からない理屈をこねて新人に無理矢理やらせようとしたり、断ろうとする人間がいたら「非常識」「協調性が無い」などといったレッテルを貼って断れないように仕向けることがほとんどです。
忘年会等の行事で余興や出し物を新人に強要して精神的な苦痛を与えるのはパワハラですし、そんな事が平然と行われている会社はブラック企業です。
もし、そんな会社に勤めているのであれば、タイミングを見て脱出することをお勧めします。
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社畜シンド
大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。-
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