仕事を押し付けられる職場は退職した方がいい理由

仕事を押し付けられる職場は退職した方がいい理由

公開日 2022年8月5日 最終更新日 2022年8月27日

会社で働いていると、「これ○○までにやっておけ」「この仕事お前に任せようと思うんだが」こんな事を言われ、本来自分の担当ではない業務を押し付けられてしまうこともあります。

ある程度は仕方のないことですが、その量が増えすぎたり、どう考えても自分ではできないような内容の場合は大問題です。

それが続くとキャパオーバーになり、無駄な残業や休日出勤が発生したり、その結果体調を崩すことに繋がりかねません。

はっきり言って、そんな環境なら早めに退職してしまった方がいいと言えます。

今回は、無駄に仕事を押し付けられるような職場は退職した方がいい理由を解説します。





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仕事の押し付けが酷いなら退職するべき理由

上司からあれこれ仕事を大量に振られる、自分が頼られているように感じるかもしれません。

しかし、それは良いように使われているだけです。

同僚に均等に仕事が降られているなら別ですが、自分だけ大量に押し付けられている場合、それは「押し付けやすい奴だ」「あいつは文句を言ってこない」と舐められているだけです。

仕事が増え続けると負担も増え、辛い状況になっていきます。

また、そんな状況を解決するのは非常に難しく、無駄に戦うより退職した方がいいケースが多いです。

ここではその理由を詳しく解説します。


関連記事:「任せる」と「丸投げ」は全然違う!後者を行うのはダメ上司だ

永遠に仕事が増え続ける

新たに仕事を押し付けられそうになった時に「これ以上は無理です」「今抱えている仕事でいっぱいいっぱいだ」と断っても、「楽をしようとするな」といった感じで説教されることがあります。

つまり、断っても無視されているような状況です。

この状況になると、これから先も永遠に仕事が増え続け、いつまで経っても解決するどころか悪化していく一方になります。

解決する見込みがないのであれば、耐え続けるのははっきり言って無駄です。

これが、そんな職場は退職するべきである理由の一つです。


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相談しても解決しない

基本的に、仕事を押し付けられるような状況を解決するのは非常に困難です。

大抵、仕事を押し付けてくるのは上司など自分より上の立場の人間です。本人に直接「無理だ」と伝えても甘えだなんだと一蹴される可能性が高いです。

また、更に上の上司に相談したとしても中々うまくいきません。

「取り敢えずもうちょっと頑張ってみたら?」と流されるか、「調整しておいて」と適当に上司に指示し、それで終わるかのどちらかになるでしょう。

この様に、上の人間に相談しても中々解決しないのも、辞めた方が早い理由です。


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全然割に合わない

どんどん仕事が増え続けたとしても、その分給料も増えるなら納得できる人も多いでしょう。

しかし、そううまくはいきません。

「仕事は増えて忙しくなったのに給料に反映されていない」ほとんどはこうなります。

無駄に忙しくなったのにも関わらず、リターンが何もないのであれば全く割に合っていません。

それなら、転職活動をして、今の会社でいろんな仕事をこなしていることをアピールした方がまだ年収アップに繋がる可能性があります。


断るとやる気無しとみなされ低評価される

仕事を押し付けられても、それを断るのはかなり困難だと解説しましたが、仮に断れたとしても良い事はありません。

「あいつは全然やる気が無い奴だ」「せっかく良い経験をさせてやろうと思ったのに向上心が無い」といったように、仕事を断ると低評価されてしまう可能性があります。

キャパオーバーが理由で断っているのにやる気が無いだなんだと評価されるのは納得できないでしょう。

そんな上司の下で我慢して働いても、何かといちゃもんをつけられ低評価されるだけです。

これも退職した方がいい理由の一つです。


最後に

今回は、無駄に大量に仕事を押し付けられるような職場は早めに退職した方がいい理由を解説しました。

確かに、多少の我慢は必要です。

しかし、明らかに多すぎる量の仕事を振られたり、自分では出来ない仕事を押し付けられるような状況なら別です。

うまく解決することが出来て、同じ会社で働き続けるのが一番ですが、中々解決できません。

ストレスのたまる環境で無理に働き続けるより、転職して環境を変えた方が良い場合が多いです。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。