「有給を使うのは後ろめたい」と罪悪感を感じる必要が無い理由
「みんな働いているのに自分だけ休むのは気が引ける」「人手不足なのに有給を使うのは罪悪感を感じる」といったように、有給休暇を取得する際に後ろめたさを感じている方は結構多いです。
また、中にはそのせいで休みたくても休めないという方もいるでしょう。
結論から先に言うと、有給を使う際に後ろめたさや罪悪感を感じる必要は全くありません。
同僚に気を使って有給を取得しないのは、自分が損をするだけでなく結果的にはその同僚も損をする可能性があります。
今回は、「有給を使うのは後ろめたい」と罪悪感を感じる必要がない理由について解説します。
有給の取得に後ろめたさや罪悪感を感じる必要が無い理由
先にも書きましたが、「有給を使うと同僚に迷惑がかかる」「何となく他の人に悪い気がする」といったように、有給の取得に後ろめたい気持ちを持つ人もいますが、その必要は全くありません。
理由としては「労働者の正当な権利である」「有給を使うのはお互い様」などが挙げられます。
ここでは、有給を取る際に後ろめたさや罪悪感を感じる必要が無い理由を具体的に解説します。
関連記事:有給を使い切るのは非常識ではない!非難する方がおかしい理由!
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労働者の正当な権利である
まず、有給休暇を取得して休むのは、労働者に認められている正当な権利です。
何も悪い事をしている訳ではありませんし、むしろ当たり前の事をしているだけだと言えます。
まじめな人ほど休むことに後ろめたさや罪悪感を感じてしまいがちですが、当たり前の事をしているだけなのでそんな負の感情を持つ必要なんて全くありません。
気にせず休暇を取得し、エンジョイしましょう。
関連記事:有給休暇の取得に理由は不要、しつこく聞くのはパワハラだ
有給を使うのはお互い様
私用や体調不良などで有給を取得して休むことは誰にでもあります。
ですので、そもそも有給休暇を取得するのはお互い様であり、そこに罪悪感を感じる必要は全くありません。
自分が休むことによって同僚が忙しくなるかもしれませんが、逆に同僚が休む日に自分がカバーすればプラマイゼロでしょう。
中には、「自分は有給なんて使わない!」というマイルールを持っている同僚がいるかもしれませんが、それはその人間が勝手にやっているだけなので、当然気にすることはありませんし、文句を言われたとしてもその人間がおかしいだけです。
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会社が「有給を使いにくい雰囲気」を作っている場合がある
「有給を使うのは後ろめたい」と思ってしまうのは、本人の性格によるものではなく、会社がそういった雰囲気を作り出している場合があります。
「有給は奨励日のみ使って良い」「有給は体調不良の時に使うものだ」といった暗黙のルールがある会社がそれに当たります。
できるだけ従業員に有給を使わせたくないからそのような暗黙のルールを作り、取得しにくい雰囲気にしていると考えられますが、はっきり言ってその会社はまともではありません。
先にも書いたように、有給は労働者の権利です。
有給を使いにくい雰囲気をあえて作り出している会社は、その権利の行使を阻害していると言えます。
そんな事をする会社の方が間違っているので、後ろめたさや罪悪感を持たず、堂々と有給を使いましょう。
関連記事:有給の翌日にお礼や謝罪をする風習は間違っている
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最後に
今回は、「有給を使うのは後ろめたい」と罪悪感を感じる必要がない理由を解説しました。
有給を使って休むのは労働者が持っている当たり前の権利です。
それを行使するのに罪悪感を持つ必要なんてありません。
また、中には従業員に有給を使わせない為に、あえて使いにくい雰囲気を作り出している悪質な会社も存在します。
はっきり言って、そんな会社はブラック企業です。
会社の変な雰囲気を気にして有給を使わず、我慢して働いても私生活を犠牲にするだけです。
もし、どうしてもそんな会社に耐えられないなら、どこかのタイミングで転職をする事をお勧めします。
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社畜シンド
大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。-
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