「俺が若い頃はなぁ」と説教をするうざい上司が迷惑である理由

「俺が若い頃はなぁ」と説教をするうざい上司が迷惑である理由

部下に対して「俺たちの若い頃は今より大変だったけど頑張っていた」「それに比べてお前らは全然だめだ」といった説教をする上司が存在します。

また、そんな人間の説教にうんざりしている方は多いのではないでしょうか。

はっきり言いますが、「俺の若い頃は…」といった説教をしたり、「お前たちはもっと苦労するべきだ」と言って自分が過去にした苦労を部下にもさせようとする上司はただの迷惑な存在であり、まともに相手をする必要はありません、適当に聞き流しましょう。

今回は、「俺が若い頃はなぁ」と説教をするうざい上司が迷惑な存在である理由を解説します。


「俺が若い頃はなぁ」と説教をしたり苦労を押し付ける上司が迷惑な理由

「俺が若い頃は…」と言って自分の若い頃と比較して部下に説教をしたり、自分が経験した苦労を今の若い人間にも押し付けようとする上司はただの迷惑な存在です。

言われたことを真に受けたり鵜呑みにする必要なんてありません。

理由としては「時代の違いを理解していない」「ただマウントを取っているだけ」などが挙げられます。

ここではその理由を具体的に解説します。


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時代の違いを理解していない

「俺の若い頃はもっと大変だった」「今時の若い奴は全然ダメだ」などといった説教をされても、それを真に受けたり鵜呑みにする必要はありません。

そもそも、今と昔では仕事に対する価値観や働き方、苦労の種類などが全く異なります。

確かに、昔の方が今よりも大変だった面もあるでしょうし、当時若手社員だった上司が様々な苦労をしてきたのは事実かもしれません。

しかし、それとは逆に今の若手社員ならではの苦労や辛い事も多く存在します。

ですので、そもそも昔と今を比較して「俺はお前たちより苦労してきた」などと説教をするのは間違っていますし、意味の無い行為だと言えます。


ただマウントを取っているだけ

結局のところ、「俺が若い頃はなぁ…」などと言って過去の武勇伝を語ったり説教をするのは、部下や若手社員にマウントを取っているに過ぎません。

「俺はお前よりも上だ」とアピールしたり若手社員を貶すことによって気持ち良くなろうとしているだけなので、言われたことを真に受けて落ち込んだり「自分はダメな人間だ」と自分を責める必要は全くありません。

このように、若手社員にマウントを取って気持ち良くなろうという魂胆があるのも、「俺の若い頃は~」と説教をするうざい上司が迷惑な理由の一つです。


関連記事:職場で後輩にマウントを取るうざい先輩は残念な人間である理由

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苦労や面倒事を押し付ける口実にしている

自分がやりたくない仕事や面倒な仕事を若手社員に押し付ける為に、「俺が若い頃はもっと大変だった」「お前らも苦労しないと成長できないぞ」などと説教をする人間も存在します。

そのような人間は、上記の説教をした上で面倒な仕事を押し付ける事で、部下からの反発を防いだり、自分の行為を正当化しようとします。

また、「自分は苦労してきたのに若い奴が楽をするのは許せない」などと考え、意味の無い苦労を押し付けようとする、より悪質な人間もいます。

このように、自分がやりたくない仕事を押し付けたり、自分と同じ苦しみを経験させるために「俺の若い頃は」と言っているだけなのも、この手のうざい上司が迷惑な理由の一つです。


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最後に

今回は、「俺が若い頃はなぁ…」と説教をするうざい上司が迷惑な理由を解説しました。

この手の上司は、部下にマウントを取って気持ち良くなろうとしていたり、面倒事を押し付けるためにこのようなことを言っていることが多いです。

また、「自分は苦労してきたのに若い奴が楽をするのは許せない」と考え無駄な苦労を押し付ける、より悪質な人間も存在します。

何にせよ、遥か昔の事を引き合いに出して説教をしたり馬鹿にしたりする上司はろくでもない上司なので、言われたことを鵜呑みにせず適当に聞き流す事をお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。