会社の人間関係にストレスを感じたときの対処法

会社の人間関係にストレスを感じたときの対処法

公開日 2021年2月18日 最終更新日 2022年4月2日

「上司や先輩がすぐ怒る・高圧的」「フロア内が常にピリピリしている」「挨拶しても無視される」「孤立しているような気がする」等、会社の人間関係にストレスを感じている方は多いのではないでしょうか。

厚生労働省の調査でも、職場の人間関係が悪いことが仕事上でのストレス要因の上位に入ることが分かりました。




スポンサーリンク


今回は会社での人間関係にストレスを感じたときの対処法をご紹介します。

仕事で人間関係によるストレスを感じるのは当然

立場や考え方の違う人間が複数集まる空間である職場では、ストレスが溜まるのは当然のことです。

一般社員だけでなく、中間管理職や役員でさえ人間関係によるストレスを抱えていない人の方が少数です。

自分のメンタルが特別弱いのでは?と悩む必要はありません。

関連記事:仕事のイライラを発散させるストレス解消方法

お知らせ

この度、Amazon Kindleにて電子書籍「若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター」を出版しました。
本書では、自分の立場を利用し、若手社員を虐げる「老害上司」に焦点を当て、その特徴と生態を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター

相手を変えることは不可能

怒鳴る上司、冷たい先輩、なんとなく相性が悪い気がする同僚、様々な人間によりストレスを感じていると思いますが基本的に相手のあなたへの対応を変えさせる事はほぼ不可能です。

パワハラにあたる場合はしかるべき部署へ通報することでやめさせることはできますが、そうでない場合は相手を変えるのではなく、自分の考え方や職場を変えるしかありません。

電子書籍を出版しました!
この度、Kindleにて電子書籍を出版しました。

日々、理不尽なパワハラ上司から叱られ続け、「自分はダメな人間なんだ…」と自分を責めてしまっている方に向けた書籍であり、「悪いのは自分ではなく上司の方だ」と認識出来るような内容になっています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る

人間関係のストレスへの対処法

先にも書きましたが、基本的に相手の言動や性格を変えることは不可能だと考えましょう。

ではどうやって対処するのかですが、友人や家族を頼ったり仕事以外の生きがいを見つけることが重要になってきます。

また、どうしても対処できない場合は環境を変えることも大切です。

それぞれ具体的に見ていきましょう。


まずは自分自身の言動を振り返る

人間関係のストレスにおいては、自分が被害者であり相手が悪いと考えがちですが、まずは自分の今までの言動を振り返りましょう。

自分に原因があったために相手が辛く当たってくる場合、その原因を解消することで改善するケースがあります。

友人や家族に愚痴る

友人や家族など親しい人に悩みを打ち明けてみましょう。

話している内に頭の中が整理されてくることもありますし、そうならなくても話すだけである程度すっきりするでしょう。

また、アドバイスをもらえるかもしれません。

友人とは愚痴の言い合いになるかもしれませんが、「悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」と思えると少し楽になるでしょう。

仕事後や休日に楽しみを作っておく

「帰宅したら好物をおなかいっぱい食べよう」、「休日は好きな映画を見に行こう」といった感じで仕事が終わった後に自分へのご褒美を用意しておくことも効果的です。

そうすることで仕事中にストレスを感じても多少紛らわせることができます。

また、時には有給を取ってどこかに出かけてみるのもお勧めです。

気分を入れ替えてリフレッシュすることが出来ます。

仕事だと割り切る

会社の同僚は一緒に仕事をしているだけであり、それ以上でもそれ以下でもないどーでもいい人間だと考える方法です。 

どう思われようがどうでもいいと思い、無心で仕事をこなし終わったらさっさと帰りましょう。

給料は我慢料だと割り切ってしまえば気持ちが楽になります。

部署異動を申請する

上記の対処法は辛い状況を紛らわせる方法であり、それでも我慢できないほど辛い場合、可能であれば異動願を出しましょう。

部署が変われば関わる人間も変わり、ストレスから解消される可能性があります。

ただ、これが出来るのは一定以上の規模の会社だけです。

小さな会社ではそもそも部署という概念すらないケースもある為、その場合は他の方法を考えるしかありません。



どうしても対処できない場合

最終的には完全に環境を変える、つまり転職するしかありません。

昔と違い、今の時代は定年までひとつの会社で勤め上げることは稀です。

転職は悪という風潮もなくなりましたので、我慢できなくなったら退職してしまうのも手です。

何より我慢し続けて病気になるよりはさっさと見切りをつけて次に行くほうがよっぽどマシな選択です。

以上、今回は会社の人間関係によるストレスの対処法をご紹介しました。この記事を読んでくださった方が快適な職場生活を送れることを祈っております。

お知らせ

Amazon Kindleにて電子書籍「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく」を出版しました。
本書では、「うちの会社ってもしかしてブラック企業?」「上司から洗脳されているのかもしれない」と疑問を持っている方に向けて、ブラック企業が行う洗脳の具体例を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。


社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく

スポンサーリンク


この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。