「パワハラだと騒ぐのは甘えだ」という会社はさっさと退職するべき最悪な会社
「最近はすぐにパワハラだと騒ぐ」「ちょっとしたことでパワハラだと言うのは甘えだ」などという価値観が蔓延っている会社が未だに存在します。
確かに、何でもかんでもパワハラだと騒ぐのは間違っています。
しかし、本当にパワハラを受けているのであればそれに対して文句を言うのは当たり前ですし、甘えではありません。
むしろ、パワハラをしているにもかかわらず、被害者に「甘えている」というレッテルを貼る方がどう考えてもおかしいです。
もし、そのような会社に勤めているならさっさと脱出するべきです。
今回は、「パワハラだと騒ぐのは甘えだ」などといった価値観の会社はさっさと退職した方がいい最悪な会社である理由を解説します。
「パワハラは甘え」という職場が最悪な会社である理由
明確なパワハラ行為をしておきながら、被害者が文句を言ったり抵抗すると「甘えている」とレッテルを貼るような職場は最悪な会社です。
確かに、少し叱られたり指導されたくらいでパワハラだと騒ぐのはNGです。
しかし、パワハラの定義に当てはまるような事をされたのであれば、それに対して反論したり抵抗するのは何も悪い事ではありません。
そのような場合、「パワハラだと騒ぐのは甘えだ」という会社の方がおかしいと言えます。
ここではその理由を具体的に解説します。
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悪質なパワハラを正当化している
「パワハラだと騒ぐのは甘えている証拠」などといった価値観が蔓延しているような職場では、悪質なパワハラ行為を正当化している可能性があります。
「人前で怒鳴られるのはミスをした本人が悪い」「それに反論するなんてとんでもない奴だ」といったように、パワハラをした人間の行為が正しく、された被害者側が悪いという印象を植え付けようとします。
そんな価値観の職場では、被害を受けても反論したらますます悪者にされるため、泣き寝入りするしかありません。
これが、「パワハラだと騒ぐのは甘えだ!」という会社がさっさと退職するべき最悪な会社である理由の一つです。
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倫理的におかしな職場である
部下に対して過酷な要求をしたり、様々な攻撃をしておきながら、いざ反論されると「パワハラだと騒ぐのは甘えだ!」なんてことをいう会社は、倫理的におかしな職場であると言えます。
パワハラをされても騒ぐなということは、「黙って理不尽な要求を受け入れろ」といっているのと同じです。
被害者を黙らせて好き放題しようという会社は、どう考えてもまともな職場とは言えません。
そんな会社はさっさと退職するべき最悪な職場です。
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無自覚にパワハラをする人間ばかりの会社
「パワハラと騒ぐのは甘えだ」なんて価値観を持っている人間は、無自覚にパワハラ行為をしている可能性があります。
明らかに度を超えた説教をしたり、人格否定のような事をしておきながら、「それが普通だ」と思い込んでおり、その行為がパワハラに当たるという自覚がありません。
このような人間は、自分の若い頃に理不尽な事を上司からされた経験があり、それでも我慢して働くのが社会人だと思っています。
要は、昔の価値観をいつまで経っても引きずっている人間です。
そのような古い考えの人間が多く在籍していると「パワハラは甘えだ」という価値観の職場が出来上がります。
関連記事:「昔はこうだった」と古いやり方を押し付けるうざい上司は仕事ができない理由
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最後に
今回は、「パワハラだと騒ぐのは甘えだ」という会社はさっさと退職するべき最悪な会社である理由を解説しました。
明確なパワハラを受けているのに、それを「甘え」で片づけようとする会社は、悪質なパワハラ行為を肯定したり正当化するような職場です。
そんな会社で我慢して働き続けたところで、いつまで経っても環境は変わりませんし、永遠に我慢し続ける事になる可能性が高いです。
もし、そのような会社で働いているのであれば、できるだけ早く脱出する事をお勧めします。
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社畜シンド
大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。-
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